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Shureの完全ワイヤレス「AONIC 215」CESで発表。「IEMと同じ設計」
2020年1月6日 11:17
Shureは、米国ラスベガスで1月7日~10日(現地時間)に開催される「CES 2020」において発表する2つの新製品を予告。完全ワイヤレスイヤフォン「AONIC 215」と、ノイズキャンセル機能付きのワイヤレスヘッドフォン「AONIC 50」の画像を公開した。製品の詳細は2020年春に発表予定。
完全ワイヤレスの「AONIC 215」は、「ミュージシャンがステージでのインイヤーモニタリングに使用しているものと同じ設計を採用した」という。最大8時間の連続使用が可能で、ケースによる3回の追加フル充電も可能。「小さな本体からは想像できない圧倒的なサウンドクオリティーに加え、優れた装着感と快適性により最高のリスニング体験に心ゆくまで浸ることができる」という。
ヘッドフォンの「AONIC 50」は、快適性を念頭に設計。「Shureはプロオーディオ業界、つまり日常生活で毎日のようにヘッドホンを着用する人々に向けてヘッドフォンを提供している。そのため、20時間もの連続使用が可能な、快適で高品質のヘッドホンを開発することは、ShureのDNAに組み込まれている」という。
これらAONICラインは、「数十年にわたってスタジオで培われてきた経験から生まれた」という。開発を担当した音響エンジニアチームは、「アンビエントサウンド(外音取り込み機能)と音響効果のバランスに注力した。その結果、最新のBluetooth技術及びコーデックと相まって、Shureサウンドを完全ワイヤレス型でも正確に伝送することを可能にした」とコメントしている。
AONICライン製品の機能をカスタマイズするために、iOS/Android向けに「ShurePlus PLAY モバイルリスニングアプリ」を用意。アンビエント、およびノイズキャンセリングの効果を調整できる。