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後半30分のレースを見逃すな!! 「フォードvsフェラーリ」ついに明日公開

1966年のル・マン24時間レースでの実話を描く映画「フォードvsフェラーリ」が明日1月10日より劇場公開。主演はマット・デイモンとクリスチャン・ベイルの初共演ペア。監督は「LOGAN/ローガン」などのジェームズ・マンゴールド。

「フォードvsフェラーリ」
(C)2019 Twentieth Century Fox Film Corporation

題材は1966年のル・マン24時間レースと、その裏で実際に起こったフォードによるフェラーリ買収交渉の破談に発端する企業戦争。後半30分にも渡るという大迫力のレースシーンと、絶対王者フェラーリに屈せず挑む男たちの姿を描いた人間ドラマが見どころ。

出演は、主演の二人に加え、ジョン・バーンサル、ジョシュ・ルーカス、トレイシー・レッツ、カトリーナ・バルフ、ノア・ジュプほか。配給はウォルト・ディズニー・ジャパン。

(C)2019 Twentieth Century Fox Film Corporation
(C)2019 Twentieth Century Fox Film Corporation

気鋭のカーデザイナーとして活躍するキャロル・シェルビー(マット・デイモン)のもとに、アメリカ最大の自動車メーカー、フォード・モーター社から思いがけないオファーが届く。

それは、ル・マン24時間耐久レースで6連覇を果たし、モータースポーツ界の頂点に君臨するフェラーリ社に勝てる車を作ってほしいという途方もない依頼だった。かつてル・マンで優勝した経験を持ちながらも、心臓病によりリタイヤを余儀なくされたシェルビーは、破天荒な一流レーサーのケン・マイルズ(クリスチャン・ベイル)の元へ向かう。

レースへの純粋な情熱を共有するシェルビーとマイルズは、史上最高の車を生み出すために協力し、いつしか固い友情で結ばれる。前哨戦レースで結果を出し、いよいよ決戦の地ル・マンに乗り込んでいく。

(C)2019 Twentieth Century Fox Film Corporation
(C)2019 Twentieth Century Fox Film Corporation

昨年11月に開催されたLAプレミアでは、マット・デイモンが「素晴らしい奇跡の大逆転の物語だと思ったんだ。また、これまで聞いたことがないストーリーだった。観客がとても気に入ってくれるといいなと願っているよ。僕らはもちろん、映画の出来にとてもハッピーだよ」と本作に対する自信を語った。

またジェームズ・マンゴールド監督は「世界でもっとも偉大な2人の俳優だよ。そして、彼ら2人の間には素晴らしい相性があった。多くの意味で、マットは、ものすごく禅的で、すごくさりげない。クリスチャンは、もっと爆竹みたいなんだ。だから2人の間にはたくさん火花が散る。とても素晴らしかったよ」と名優たちの仕事ぶりに賛辞を送っている。

全米では昨年11月15日に公開され、初登場第1位を獲得。映画批評サイトRotten Tomatoesでも評論家92%、観客98%(12月9日時点)という評価を獲得しており、アカデミー賞候補としても期待が高まっている。

映画「フォードvsフェラーリ」日本オリジナル予告「狙え!大逆転」編 2020年1月10日(金)公開
映画「フォードvsフェラーリ」特別映像「奇跡の大逆転」2020年1月10日(金)公開