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「フォードvsフェラーリ」デイモン&ベイル特別映像“伝説の物語”解禁
2020年1月14日 19:00
1月10日より劇場公開中の映画「フォードvsフェラーリ」が、1月13日までで累計興行収入3億3,100万円を突破。主演のマット・デイモンとクリスチャン・ベイルが語る特別映像「伝説の物語」が解禁された。
フォードvsフェラーリは、90日でフェラーリに勝てる車を作るという無謀な戦いに挑んだ男たちの実話。アカデミー賞作品賞など4部門にノミネートされた。配給はウォルト・ディズニー・ジャパン。
特別映像の冒頭でクリスチャン・ベイルは「(このレースが)伝説の物語となった理由は、レース界の絶対王者フェラーリへの無謀な挑戦だったからだ」と話し、マット・デイモンも「エンジニア集団とフォードが手を組み、1つのゴールを目指して不可能に挑んだ」と彼らの挑戦を称賛する。
劇中クリスチャン・ベイル演じる破天荒な一流レーサー、ケン・マイルズは「フェラーリを負かす車を作るって? あの“フォード"と? いつまでに? 200年先? 300年先?」と、 マット・デイモン演じるキャロル・シェルビーに冗談めかして聞くと、真剣な表情で「90日」とのシェルビーの答えに、ありえないと言わんばかりに思わず大爆笑してしまう。
しかし無謀なチャレンジであればこそ、「フォードは思いどおりに車を作らせると思うか? 俺たちは厄介だぞ。変わっているからな」とやる気を見せるマイルズ。その反面、超えなくてはいけないハードルは多く、「ケン・マイルズをはずせ」と指示してくる副社長のレオ・ビーブを筆頭に色々な人間の思惑が絡みあい物語は進んでいく。
そんな中でシェルビーは“不可能を可能にするため”、ビーブに「どうかしてるぞ、最高のレーサーを手放すのか」と一人戦う。時を同じくしてマーケティング責任者のリー・アイアコッカから「初代とは違う。所詮は2世だ」というフェラーリの言葉を聞き腹を立てたフォード社長ヘンリー・フォード2世は、シェルビーを呼び出し、「金は出す。キャロル、戦ってこい」と本腰を入れて打倒フェラーリを目指すことに。
シェルビーにかかる期待感と重圧、そしてマイルズを筆頭に、勢いづいていく開発チーム。果たして、フォードは絶対王者フェラーリに打ち勝つことができるのか。
そんなシェルビーとマイルズの関係性について、映像最後にクリスチャン・ベイルは「誰もマイルズを信用しなかった。だがシェルビーだけは彼を信じて、すべてを賭けた」と回想し、 マット・デイモンは「真の敬意を抱き合う2人の友情を描いた映画だ」と無謀とも思えるチャレンジに挑んだ伝説の裏には2人の男の熱き友情があったことを明かしている。
あらすじ
気鋭のカーデザイナーとして活躍するキャロル・シェルビー(マット・デイモン)のもとに、アメリカ最大の自動車メーカー、フォード・モーター社から思いがけないオファーが届く。
それは、ル・マン24時間耐久レースで、モータースポーツ界の頂点に君臨するフェラーリ社に勝てる車を作ってほしいという途方もない依頼だった。かつてル・マンで優勝した経験を持ちながらも、心臓病によりリタイヤを余儀なくされたシェルビーは、破天荒な一流レーサーのケン・マイルズ(クリスチャン・ベイル)の元へ向かう。
レースへの純粋な情熱を共有するシェルビーとマイルズは、史上最高の車を生み出すために協力し、いつしか固い友情で結ばれる。前哨戦レースで結果を出し、いよいよ決戦の地ル・マンに乗り込んでいく。マイルズのフォード車がフェラーリとの壮絶なデッドヒートを繰り広げる中、理不尽な大企業の論理を振りかざすフォード副社長が横やりを入れてくるが……。