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細田守監督「サマーウォーズ」4DX版でリバイバル。お台場で応援上映も

劇場公開10周年を記念し、1月17日より全国の4DX劇場でリバイバル上映されている細田守監督の映画「サマーウォーズ 4DX」。公開3日間の動員は9,900人を記録し、興収は2,376万円となった。

映画「サマーウォーズ 4DX」
(C)2009 SUMMERWARS FILM PARTNERS

映画「サマーウォーズ」は、「未来のミライ」(2018年)で米国アカデミー賞にノミネートされたスタジオ地図・細田守監督の初のオリジナル長編アニメーション作品。

'09年8月の公開と共に話題を集め、興行収入は16.5億円を記録。日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞ほか、海外ではロカルノ映画祭、ドバイ国際映画祭、ベルリン国際映画祭、ニューヨーク国際子ども映画祭、シドニー映画祭、アヌシー国際アニメーション映画祭など、多くの賞を受賞するなど、日本を代表するアニメ作品となった。

監督は、細田守。キャストは、神木隆之介、桜庭ななみ、富司純子、谷村美月、斎藤歩、横川貴大ほか。

映画「サマーウォーズ 4DX」
(C)2009 SUMMERWARS FILM PARTNERS

“4DX”版は、'19年から展開している同作の関連イベント「10周年プロジェクト≪UPDATE≫」の一環。

作品内で描かれる仮想空間と現実世界の対照的な世界観を、4DXならではのモーションチェアの動きや背もたれから発する大小さまざまな振動で、キャラクターの動きや感情を表現。また仮想空間での戦闘シーンでは、キングカズマの強さや力のこもったパンチを強い振動と、モーションチェアの激しい上下左右の動きや振動で臨場感を全身で感じ取ることができ、座席が波打つような動きのHEAVE効果や風の効果で、戦闘の疾走感や臨場感をリアルに体感できるという。

監督を務めた細田守氏も「今でこそ新しい! 10年前に“今”を描いた『サマーウォーズ』を是非劇場で、4DXでご覧ください」とコメントしている。

入場者プレゼントとして、キング・カズマとラブマシーンをプリントした「4DX版オリジナルチケットホルダー」を配布中(先着順、数量限定)。26日には、ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場にて、1度限りの応援上映も開催される。

映画「サマーウォーズ 4DX」
(C)2009 SUMMERWARS FILM PARTNERS

あらすじ

ある夏の日、高校生の小磯健二は、憧れの先輩・夏希から彼女の田舎まで一緒に旅行をするという「バイト」に誘われる。

夏希の実家・陣内家(じんのうちけ)は、戦国時代から続く名家で、曾祖母の栄おばあちゃんを筆頭に個性豊かな面々がそろった大家族。 健二のバイトの内容は、この家族たちの前で夏希のフィアンセ役を演じるというものだった。

その夜、健二の携帯電話に暗号らしきメールが届くと、数学が得意な健二は徹夜で回答を導き出す。すると翌朝、現実と仮想世界OZが大混乱に陥っていた……!

『サマーウォーズ4DX』2020年1月17日(金)劇場公開決定!