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ボンド空を飛ぶ。シリーズ最新作「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」新予告解禁
2020年2月20日 12:19
シリーズ25作目で、前作から5年ぶりの新作となる「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」。4月10日の全国公開に先立ち、最新ガジェットとド派手なフライトシーンを収めた最新映像が解禁された。
新たに解禁された映像は、本作でボンド役引退を公言したダニエル・クレイグ演じるジェームズ・ボンドと、殺しのライセンスを有するコードネーム“00(ダブルオー)”を2年前から与えられているという女性エージェントのノーミ(ラシャーナ・リンチ)の二人のクールなサングラス姿。
「乗ったことは?」と尋ねるボンドに対し、「ないわ」と一言、余裕たっぷりに返してみせるノーミ。すると、二人が乗る小型のポッドのような機体が飛行機の格納庫から急発進し、空中へ真っ逆さまに落下。ポッドは落下しながらなんと両翼を広げ小型飛行機へと早変わりし、大空へと飛び立っていく。
ほかにも、すでに明かされているアクションシーンやダニエル版ボンドの1作目「007/カジノ・ロワイヤル」の最後を連想させる水中シーン、さらに酒場風の建物からタキシード姿で華麗に銃を操るボンドの乱射シーンや恋人マドレーヌ(レア・セドゥ)の思い詰めた姿。
ラミ・マレックが演じるシリーズ史上一番“ヤバい”敵ほか、前作「スペクター」に続き登場するM(レイフ・ファインズ)、宿敵ブロフェルド(クリストフ・ヴァルツ)、アナ・デ・アルマス演じる新キャラクターらが続々と登場し、なかにはボンドがよき理解者として敬愛していた前任のM(ジュディ・リンチ)の肖像画などが収められている。
また「彼女の秘密を知れば、君は死ぬことになる」とマドレーヌがボンドに関わる大きな秘密を抱えていることを示唆する謎めいたセリフからは、クレイグ演じるボンドが過去4作で追ってきた事件がすべて関連していたことが明かされた前作に続き、これまでの事件に隠されたさらなる新事実が明らかになることも想像させるものとなっている。
映像に挿入されたコピー「最新作(25作目)がすべてを変える」からも、ダニエル版ボンドの集大成で、約50年に渡り続いてきたシリーズの重要な転換点となることへの期待を膨らませる映像に仕上がっている。