新型コロナ影響で映画チケット払い戻し。シネマサンシャインやTOHOシネマズなど

大手シネコン各社は、新型コロナウイルスの感染拡大を考慮し、体調不良、もしくは来場自粛者を対象に、当面の間、チケットの払い戻しを行なう。払い戻しは事前予約の劇場座席指定券のみで、ムビチケや前売券などは対象外。映画館の営業は、通常通り行なわれる。

2月28日現在、ホームページで払い戻しを案内しているシネコンは、シネマサンシャイン、TOHOシネマズ、松竹マルチプレックスシアターズ(MOVIX)、イオンシネマ、109シネマズ。

払い戻しの希望者は、上映時間前までに鑑賞予定だった劇場へ問い合わせを行なう必要がある。ライブビューイングや特別上映など、主催者が劇場と異なる場合は、主催者の判断で払い戻しの可否を決定するという。

T・ジョイ、ユナイテッド・シネマ、コロナワールドなどにおいても感染拡大予防の注意喚起を案内しており、消毒液の常備やマスクの着用、咳エチケットの協力を呼びかけている。

また東京都内にある単館系の劇場では、Bunkamuraル・シネマが3月10日まで全作品の上映を中止。新宿武蔵野館、シネマカリテ、アップリンク渋谷などの劇場がチケットの払い戻しを案内している。

詳細は各劇場ホームページを参照のこと。