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テトラポッドを再現したスピーカー登場。”超巨大イヤフォン”型スピーカーも

TETRAPOD SPEAKER

エレコムは、“テトラポッド”や“イヤフォン”をモチーフにした形状のスピーカー発売に向けたクラウドファンディングを、Makuakeにおいて4月1日よりスタートした。早期購入でテトラポッド型が20%オフの7,900円(税込)、イヤフォン型が30%オフの13,800円(税込)などのプランを用意する。いずれも、購入者へ届けられる時期は8月末までの予定。

Twitterでエレコムがエイプリルフールのつぶやきとして投稿し、注目されているスピーカーが、クラウドファンディングで正式なプロジェクトとしてスタートしたもの。一般販売予定価格は、テトラポッド型が9,900円(税込)、イヤフォン型が19,800円(税込)。

イヤホンモチーフスピーカー

TETRAPOD SPEAKER

Bluetooth 4.2対応のワイヤレススピーカー。コーデックはSBC、プロファイルはA2DPをサポートする。音は360度に広がり、部屋全体で臨場感のある音を体験できるとしている。バッテリー内蔵で、連続再生は2時間。

TETRAPOD SPEAKER

「テトラポッド好きな開発スタッフの独断専行から始まった企画」としており、通常の業務以外の時間でコツコツと企画を詰め、こだわりのプロポーションや音質のためモックアップ試作を続けて、約3年かけ公開までたどり着いたという。

「テトラポッド」の商標を持つ不動テトラも協力。設計段階において3Dデータが提供され、「美しいテトラポッドの形状を細部まで再現することができた」という。「テトラポッドの知られざる魅力」についてまとめた限定ブックレット(カラー16ページ)も付属する。

高剛性グラスファイバーを使用したフルレンジスピーカーを採用し、小型の45mm径ながら歪みの少ないダイナミックなサウンドを再現。フルレンジユニットに加えツイーターも備え、高域も伸びのあるクリアなサウンドと余韻をもたせたという。低域を強化するためパッシブラジエーターも備える。

エンクロージャーは密閉型で、筐体の素材はプラスチック。充電端子はUSB Type-C。重量は320g。ACアダプターなどが付属する。

設置例

イヤホンモチーフスピーカー

実在するエレコムのイヤフォン「EHP-CH2010」をモチーフにした有線のオーディオスピーカーで、サイズは元のイヤフォンの6倍。アンプ内蔵で、スマートフォンなどの音楽を再生するのに適しているという。同社のデザイナーが“冗談半分”で提案したのをきっかけに、試作を繰り返して3年かけて実現したという。音声入力はステレオミニ。

イヤフォンの6倍のサイズ

スピーカーユニットは52mm径のフルレンジ。パッシブラジエーターも搭載し、小型ボディながら低音をリアルに再現するという。エンクロージャーは密閉型。アンプの最大出力は2.1W×2ch。周波数特性は100Hz~20kHz。インピーダンスは4Ω。

外形寸法は、スピーカー部が120×100×90mm(幅×奥行き×高さ)、メインユニット部が47×307×37~43mm(同)。重量は約980g。スタンドが付属する。ケーブル長は、スピーカー左右が各1m、スピーカーからステレオミニプラグが2.8m。充電用の端子はUSB Type-C。