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クラウド上の映像をWebブラウザ再生できる「PowerDVD 20」

左からPowerDVD 365、PowerDVD 20 Ultra

CyberLinkは、動画再生ソフトウェア「PowerDVD 20 Ultra」のダウンロード版を4月14日より発売する。価格は10,727円。Ver 18/19ユーザー向けのアップグレード版(8,909円)や1年版の「PowerDVD 365」(5,400円)も展開する。

UHD BD再生機能を省いた「PowerDVD 20 Pro」(6,545円)、BD非対応など機能を制限した「PowerDVD 20 Standard」(4,363円)も用意する。

左からPowerDVD 20 Pro、Standard

パッケージ版は5月15日に発売。価格はUltraが12,000円、乗換え・アップグレード版が10,000円、アカデミック版が8,500円、365が5,400円、Proが6,800円、Standardが4,500円。

365、Ultraでは、サイバーリンククラウドを利用したマルチデバイスに対応。ライブラリ内のコンテンツをスマホ、タブレット、PCなど複数のデバイスで再生できる。また、視聴途中にデバイスを切り替えても最後に視聴していたシーンから再生可能なクロススクリーン再生にも対応。

サイバーリンククラウド上のコンテンツを、Webブラウザで再生する機能も備え、PowerDVDがインストールされていないPC(Windows/Mac)で利用できるほか、スマホアプリ「PowerPlayer」(Android/iOS)と連携し、クラウド内のコンテンツの再生や、ダウンロードしてのオフライン再生ができる。クラウドのストレージは100GBまで利用可能で、PINコードによる保護や有効期限の設定ができる。

そのほか、YouTube上の8K動画の再生に対応。ネットの速度が8K再生に不足していてもピン留め機能でローカル再生が可能としている。

HDR10動画をSDRモニターに最適化したカラーにコンバートする機能も搭載。10bit 、HEVC/VP9のHDR10の動画ファイルのコンバートに対応する。

365、Ultra、Pro、Standard共通の特徴として、映像をより美しく、より鮮明にするという「TrueTheaterテクノロジー」も搭載する。