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パイオニア、取り外して車外でも使える8型車載タブレット

SDA-700TAB

パイオニアは、カロッツェリアブランドの新製品として、クレイドル型の2DINメインユニット「FH-7600SC」と8型タブレット「SDA-700TAB」を組み合わせ、コンテンツを大画面・高音質で楽しめる「タブレット AV システム」を7月に発売する。価格はオープンで、店頭予想価格は各32,000円前後。

タブレットにインストールした動画・音楽アプリを、8型大画面に表示できるほか、メインユニットに取り付けると車載スピーカーから音を再生できる。ナビアプリを使えば、地図を見ながらドライブが可能。タブレットを外して、後部座席や車の外で使うなど、幅広いシーンで活用できるという。

タブレットは耐熱・耐寒性能を備え、OSはAndroid 9.0。Bluetooth 4.2準拠でプロファイルはHFP/A2DP/AVRCP/SSPをサポート。Wi-Fiにも対応している。解像度は1,280×800ドット。内蔵ストレージは16GBで、microSDカードスロットも備える。

クレイドル型のメインユニットでタブレットをしっかりと固定でき、高さや奥行きを好みの位置に調節可能。幅広い車種のコンソールにスマートに設置できるとする。メインユニット取付時には常に充電されるため、タブレットのバッテリーの容量を気にすることなく使用できる。

メインユニット「FH-7600SC」

オーディオ面では、FLAC(96KHz/24bitまで)のダウンサンプリング再生(再生時44.1KHz/16bit)やタイムアライメント機能、13バンドグラフィックイコライザー機能などを搭載。メインユニットに接続したUSBデバイス内の楽曲をタイトルやアルバム名などで検索できる「ミュージックブラウザ」も備えている。フルHDの動画再生も可能。

タブレットにプリインストールされている専用アプリ「Pioneer Smart Sync for Tablet」では、画面上でオーディオの操作や設定、音質調整などを行なえる。また、タブレット画面にバックカメラの映像を表示できるほか、別売のステアリングリモコンケーブルを使うと、純正ステアリングリモコンでオーディオ操作が可能。

メインユニットはBluetooth 4.0に対応しており、USB端子や、FM(76.0MHz~99.0MHz)/AM(522kHz~1,629kHz)チューナーも備えている。アンプの最大出力は50W×4ch(4Ω)。

タブレットの外形寸法は125×213×11.4mm(縦×横×厚さ)で、重量は393g。ヘッドフォンステレオ出⼒・マイク入力共⽤ミニジャックを備えている。200万画素の背面カメラ、30万画素の前面カメラも搭載。GPSや3軸加速度センサーなども備えている。USBケーブル、タブレットケースなどが付属する。

メインユニットにはコードユニット、USB延長ケーブル、ハンズフリー用マイク、取付ネジ類が付属する。

FH-7600SC+SDA-700TAB イメージ映像