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iBasso、バッファチップやディスプレイを刷新したプレーヤー「DX160 ver.2020」
2020年5月15日 11:00
MUSINは、iBasso Audioのポータブルオーディオプレーヤー「DX160」の一部仕様を変更した新製品「DX160 ver.2020」を、5月22日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は39,820円前後。カラーはブラック、ブルー、シルバー、レッドを用意する。
DX160 ver.2020の進化点は、搭載するディスプレイをジャパンディスプレイ製のものに変更した事。フルHD解像度で、タッチパネル仕様。さらに、採用するバッファチップの種類を変更。さらに高速な信号変換と帯域幅の増加を実現した。
さらに、3.5mmステレオミニジャックの規格がCTIAに変更。OMTP規格を採用した前モデルでは、4極プラグ機器を接続した際に音が正常に出力されない問題があったが、これを解決している。
なお、これらの変更で「DX160」との間で音響特性数値に変化が出ることはないという。また、消費電力については新しいバッファ回路の影響により増しており、最大連続再生時間は13時間から12時間と減少している。
その他の仕様はDX160と同じ。Cirrus Logic製のハイエンドDACチップ「CS43198QFN」をデュアルで搭載。3.5mmステレオミニ、4.4mmバランス出力を搭載。
OSはAndroid 8.1。対応するファイル形式は、FLAC、DSD(DFF/DSF/DXD/DST)、WAV、WMA、AIFF、ALAC、APE、AAC、MP3などのほか、MQAをサポート。USB DAC機能も備え、PCやスマートフォンなどと接続すれば、384kHz/32bitまでのPCMと11.2MHzまでの音源が再生可能。
Bluetooth 5.0に準拠。出力だけでなくレシーバーとしても利用可能で、LDACやaptXもサポートする。無線LANは、IEEE 802.11 b/g/n/ac。
ボディ材質はアルミ合金。外形寸法は、123×69×15mm(縦×横×厚さ)。重量は178g。
