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SHANLING、Knowle製カスタマイズBA搭載ハイブリッドイヤフォン
2020年5月22日 15:05
伊藤屋国際は、SHANLINGブランドより、バランスド・アーマチュアドライバーとダイナミックドライバーを各1基搭載したハイブリッドカナル型イヤフォン「ME200」を5月29日より販売する。価格はオープンで、市場想定価格は22,800円前後。カラーはブルー、ダークブルー、レッドの3色を用意する。
特別にカスタマイズされたKnowles製バランスド・アーマチュアドライバーと、独自のデュアルマグネットダイナミックドライバーと組み合わせることで、スムーズでダイナミックなサウンドを実現したとする。モダンポップやロックミュージックをはじめ、主にボーカル曲に向けたイヤフォンとしている。
ダイナミックドライバーは、10mmナノコンポジットダイヤフラム(PU+PEEK 複合素材振動板)をベースドライバーとして使用するために調整し、低音域の制御を改善すると共にクリアで質感に満ちたサウンドを提供。ダブルマグネット構造により、通常よりも強力な磁力を確保し、パワフルな低音再生を実現するという。
バランスド・アーマチュアドライバーは、ダイナミックドライバーと最適に調和することに重点を置きチューニングを行ない、解像度の高い中音域とクリアで繊細な高音域を目指しカスタマイズしたとする。
イヤフォン側端子はMMCX。付属ケーブルは古河電工製の銀コート高純度無酸素銅線(6N)を採用した4芯イヤホンケーブルで、中高音域のパフォーマンスを向上させ全体的なサウンドをよりクリーンで鮮烈なものにするとしている。ケーブル長は約1.3m。
高精度3Dプリンターによる樹脂製ハウジングは、人間工学に基づき、数千にも上る耳のスキャンデータを用いることで、従来モデルよりも装着感を更に押し上げたとし、長時間の使用でも疲れにくいという。フェイスプレートには高級時計と同じ製造プロセスを使用した「サンバースト」を採用。透明な樹脂に覆われ、中心部から外周部へ太陽光が放たれているような放射状模様を特長としている。
再生周波数帯域は20Hz〜40kHz。インピーダンスは16Ω。感度は111±3dB。重量は32gで、イヤホン本体は片側約6.3g。「Vocal Eartips」「Balanced Eartips」「Bass Eartips」のイヤーピース(S/M/L)が各1ペアずつと、低反発イヤーピース(M)が1ペア、レザーケースなどが付属する。