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ソニー、防水や接続安定性が向上したスポーツ向け完全ワイヤレス
2020年5月26日 13:05
ソニーは、スポーツ向けの完全ワイヤレスイヤフォンで、ノイズキャンセリング機能を搭載した「WF-SP800N」を6月27日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は24,000円前後。カラーはブラック、ホワイト、ブルー、オレンジ。
WF-SP700Nの後継モデルで、バッテリー持続時間、接続安定性、その他機能が進化している。スポーツモデルとして、IP55相当の防水・防塵性能を実現。従来モデルはIPX4相当だった。汗をかいても大丈夫で、アウトドアでの使用も可能。運動後は水洗いできる。ただし、充電ケースは防水・防塵ではない。また、音導管部分は非防水なので水を強くあててはいけない。
装着感を高めるために、アークサポーターを搭載。激しい運動でも外れないという。イヤフォン自体のデザインも三次元曲面デザインで、耳にしっかりフィットする。
サウンド面では、迫力の重低音が楽しめるEXTRA BASSサウンドを採用。「気持ちを高めて、ワークアウトに集中できる」という。
アクティブノイズキャンセリング機能を搭載。外でのランニングも安全に走れるように、外音取り込みモードも搭載する。自動で行動を検知し最適な外音取り込みモードに切り替える「アダプティブサウンドコントロール」にも対応。止まっている時はノイキャン、走っている時は外音取り込みなど「Headphones Connectアプリ」で事前に設定しておけば自動で切り替えてくれる。
従来の行動検知に加え、ジムや自宅といった位置情報に応じた設定も可能になった。ノイズキャンセリングの設定に加え、イコライザーの設定も切り替えられる。とっさに周囲の音を聞くためのクイックアテンションも搭載。
アプリでは、8つのプリセットイコライザーが利用できるほか、マニュアル設定と2つのカスタム登録も可能になった。
Bluetooth接続は、WF-1000XM3と同等に、左右同時伝送方式を採用。激しいワークアウトでも途切れない接続を実現したという。iOSでもAndroidでも利用でき、動画遅延も抑えている。コーデックはSBC/AACに対応。
NC機能ON時の再生時間は最大9時間、NC OFFでは最大13時間の再生が可能。充電ケースで1回分充電できるため、併用すると、NC ONでは18時間、NC OFFでは最大26時間再生できる。10分の充電で60分の使用も可能。
装着検出機能を備え、イヤフォンを外すと自動で再生が停止。装着すると再生を再開する。片耳での使用や、ハンズフリー通話にも使用可能。片耳での重量は約9.8g。
ケースの充電はUSB-C端子。イヤーピースはハイブリッドタイプで、サイズはSS/S/M/Lを同梱する。
ネックバンドタイプ「WI-SP510」も
スポーツ向けエントリーモデルとなる、ネックバンドタイプの「WI-SP510」も6月6日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は9,000円前後。カラーはブラック、ブルー、オレンジ。
EXTRA BASSサウンドを採用し、「気持ちを高めて、ワークアウトに集中できる」とする。12mm径のダイナミック型ユニットを採用。対応するBluetoothコーデックはSBC/AAC。
IPX5の防滴仕様で、汗をかいても使用できる。運動後には水洗いも可能だが、音導管部分は非防水。アークサポーターを搭載し、安定した装着感を実現。ハウジングにマグネットを備え、使わないときはマグネットで左右のイヤフォンを結合できる。
重量は約30g。バッテリー持続時間は最大約15時間。10分の充電で60分の再生が可能。充電端子はUSB-C。イヤーピースはハイブリッドタイプで、サイズはSS/S/M/Lを同梱する。