HP、SteamVR対応で59,800円のVRヘッドセット

Reverb G2

日本HPは、Valve、マイクロソフトと共同開発し、SteamVRプラットフォームに対応したVRヘッドセット「Reverb G2 Headset」を9月上旬に発売する。直販価格は59,800円。

左右それぞれ2,160x2,160ドットの2.89型LCDディスプレイとレンズの組み合わせで、明るさとコントラストを大幅に向上し、VR空間内のテクスチャーや文字をより鮮明に見られるという。視野角は114度で、より没入感を体験できるとしている。リフレッシュノートは90Hz。

スピーカーは耳から10mmほど離れた位置に設置し、装着感を改善。また新しいオーディオソリューションではVR空間オーディオに対応し、視覚だけでなく聴覚でも3Dスペースの感覚が体験できるとする。

コントローラーは、ボタンレイアウトの最適化や、アプリケーションやゲームとの互換性など直感的な機能に加え、ヘッドセットと直接Bluetoothでペアリングする機能など簡単にセットアップできる機能を搭載。 ヘッドセットに内蔵された4つのカメラにより、コントローラーのトラッキング精度が「Reverb」の2倍になり、外部センサーなしで6DoFに対応する。

コントローラー

フェイスマスクはクッションのサイズを大きくして重量を均等に分散。マグネット式で取り外しできるため、顔に合わせてクッションの交換も可能。ケーブルは従来より細くなり軽量化したほか、ケーブル長は6mで、自由に移動できるとしている。本体重量は約500g。