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解像度が異なるディスプレイに出力できる4K対応HDMI分配器。7,800円

入力切替機能付HDMI分配器「RS-HDSP22-4K」

ラトックシステムは、4K60Hzの映像に対応した入力切替機能付HDMI分配器「RS-HDSP22-4K」、HDMIリピーター「RS-HDRP2-4K」、HDMI延長器「RS-HDEX100-4K」を、それぞれ7月中旬より発売する。価格は分配器が7,800円、リピーターが4,400円、延長器が43,800円。

入力切替機能付HDMI分配器「RS-HDSP22-4K」

2台のHDMI機器と2台のテレビ・ディスプレイを接続して、2台の機器を切り替えて映像を分配出力できる。製品の切替入力ができるため、映像切替器としても利用可能。

また、4K映像入力時に、接続された2つのテレビ・ディスプレイの解像度が異なる場合でも、それぞれの解像度に合わせて表示できる”ダウンスケール機能”を搭載。 4Kディスプレイにはオリジナルの4K解像度で出力し、フルHDのディスプレイには、ダウンスケールでフルHD解像度にスケーリングして出力。従来の分配器とは異なり、ディスプレイの解像度を合わせる必要がなくなる。

HDCP2.2準拠。Dolby TrueHD、DTS-HD Master Audioにも対応する。入力/出力端子は各HDMI×2。外形寸法は約205×73×22mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約360g。ACアダプターなどが付属する。

4K映像を最大15m延長できるHDMIリピーター「RS-HDRP2-4K」

RS-HDRP2-4Kは、HDMIケーブル同士をつなぐだけで簡単にケーブル延長できるHDMIリピーター。接続することで映像機器やゲーム機、PCなど、最大4K60Hzまでの映像を延長できる。

「RS-HDRP2-4K」

入力/出力端子は各HDMI×1。入力側のケーブルは、4K映像で最大10m(フルHDは20m)まで接続可能。出力側は、4K映像で最大5m(フルHDは15m)まで接続できる。

外形寸法は約52×14×29mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約16g。USB給電ケーブルなどが付属する。

Dolby Vision対応のHDMI延長器「RS-HDEX100-4K」

送信機と受信機で構成した延長器。接続にLANケーブルを使用して映像を伝送し、4K60Hzの映像を最大100m(フルHD映像は最大150m)まで延長できる。ケーブル配線に余裕ができるため、ホームシアター設置などでも無駄なくきれいな配線ができるとする。

「RS-HDEX100-4K」

「Dolby Vision」の映像に対応し、高画質情報を余すことなく延長できる。また、HLGにも対応しており、4Kチューナーなどを接続した場合でもダイナミックな映像が楽しめるとする。HDCP2.2準拠。Dolby TrueHD、DTS-HD Master Audioにも対応する。

接続端子は、送信機がHDMI入力×1、ループアウト用HDMI出力×1、ユニット間接続用RJ-45×1、IR(赤外線)通信用3.5mmジャック×2、フェニックス(3P)×1。受信側がHDMI出力×1、ユニット間接続用RJ-45×1、IR(赤外線)通信用3.5mmジャック×2、フェニックス(3P)×1、3.5mmステレオミニ×1。

外形寸法はそれぞれ約157×90×20mm(幅×奥行き×高さ)。重量はそれぞれ約350g。ACアダプター、IR送信ケーブル×2、IR受信ケーブル×2、専用RS-232C(M)ケーブル×1、専用RS-232C(F)ケーブル×1、フェニックスコネクタ×2などが付属する。