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PS5でも使えるHDMI分配器。4K/60HzをフルHDダウンスケーリング
2021年2月16日 18:00
ラトックシステムは、4K/60Hzの映像に対応し、ダウンスケーリングしてフルHD出力もできるケーブル一体型HDMI分配器「RS-HDSP2C-4K」を2月16日に発売した。価格はオープンプライスで、直販サイトでの販売価格は3,980円。
最大出力解像度4,096×2,160ドット(60Hz/4:4:4/24bit)のHDMI分配器。4K映像入力時、接続された2つのテレビ・ディスプレイの解像度が異なる場合でも、それぞれの解像度に合わせて表示できる“ダウンスケーリング機能”を搭載した。
これにより4Kディスプレイには4K解像度で、フルHDディスプレイにはフルHD解像度にスケーリングして出力できるため、従来の分配器とは異なり、ディスプレイの解像度を合わせる必要がないという。
ケーブル一体型で別途入力用のHDMIを用意することなく、ビデオレコーダーやパソコン、ゲーム機器のHDMIを2分配できる。コネクターはサビに強く、信号伝達の信頼度が高い金メッキ端子。PS5やPS4、PS4 Pro、Nintendo Switchの動作確認済み。
HDCP 2.2に準拠し、HDR10やDolby Vision、HLGなどのHDR規格に対応。Dolby Atmos、DTS:Xといった各種サラウンドオーディオも利用できる。
出力ポートに接続するHDMIの推奨ケーブル長は4K/60Hzが5mまで、4K/30Hz、1080p以下は10mまで。プレミアムハイスピードHDMIケーブルの使用が求められている。DVI to HDMIなどの変換アダプターは利用できない。
本体にはディスプレイ等の映像機器との接続状態を示すLED、映像の乱れなど不安定な状態を解消するためのリセットボタンを搭載した。
給電用にUSBケーブルが付属。一般的なケーブルよりも長い150cmのロングケーブルで、コンセントまでの距離に余裕ができる。別途USB ACアダプター(5V/1A以上)を用意する必要がある。
外形寸法は突起部を含まず、約65×55×20mm(幅×奥行き×高さ)。重さは本体のみで約92g。一体型のケーブル長は約52cm。