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映画「ザ・バットマン」初映像、2021年公開
2020年8月24日 18:00
クリストファー・ノーラン監督による「ダークナイト」トリロジー以来となるバットマン単独映画「ザ・バットマン」が、2021年に劇場公開することが決定。23日に実施されたDCのオンラインイベント「DCファンドーム:ホール・オブ・ヒーローズ」にて初となる映像も公開された。
公開された映像は、「ダークナイト」シリーズや、昨年の「ジョーカー」を彷彿させるような不穏で不気味な音楽に包まれている。謎めいたセリフが多く、物語の全容はまだ明らかにされていないが、バットマンの象徴であるバットスーツや様々な機能が搭載されバットマンが愛用する特殊車両・バットモービルなど、お馴染みのガジェットは本作でも健在。
またバットマンへの挑戦状には、“君とボクで謎解きをしよう” “正義を気取るなら―ウソはなし―見て見ぬフリをした代償は?” とあり、未知なるヴィランがバットマンを阻む敵として登場するようだ。誰もが憧れる王道のヒーローだけでなく、ジョーカーのような“悪”のカリスマ性を持った魅力的なヴィランが登場することもDCの魅力のひとつだという。
監督・脚本を務めるのは、新「猿の惑星」シリーズのマット・リーブス。新バットマン/ブルース・ウェインには、「ハリーポッター」シリーズ、「トワイライト」シリーズ主演、9月18日公開の「TENET テネット」にも出演するロバート・パティンソンが大抜擢。
そのほか多くのキャラクターの解釈を一新。ペンギン役にコリン・ファレル、リドラー役にポール・ダノ、キャットウーマン役にゾーイ・クラヴィッツ、カーマイン・ファルコン役にジョン・タトゥーロ。そしてお馴染みのアルフレッド役とジェームズ・ゴードン役には、アンディ・サーキスとジェフリー・ライトがそれぞれ演じる。
トークセッションに登場したマット・リーブス監督は、「ミステリーの要素が色濃く、バットマン誕生の物語ではなく、若き日のバットマンの物語。人気ヴィランたちもまた、ヴィランとして完全になる前の姿を描く」とし、本作に影響を与えた作品として、「チャイナタウン」「フレンチ・コネクション」、「タクシードライバー」に代表される、1970年代の“リアルなストリート”を題材にした作品を挙げたという。