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「THE BATMAN」3月11日公開。敵は映画史上最狂の知能犯
2021年12月15日 08:30
クリストファー・ノーラン監督による「ダークナイト」トリロジー以来となるバットマン単独映画「THE BATMAN-ザ・バットマン-」の日本公開日が3月11日に決定した。あわせて日本版予告編が公開されたほか、12月17日からはムビチケカードの発売も決まっている。ムビチケカードの価格は一般1,500円。
世界中の賞レースを沸かせ社会現象となった「ジョーカー」に続き、DCユニバースに属さない作品。サスペンスの要素が色濃く、ノーラン監督の「ダークナイト」シリーズや「ジョーカー」を彷彿とさせるような世界観に包まれている。
ゴッサム・シティを恐怖に陥れる事件を捜査する探偵のブルース・ウェインの前に、世の中を恐怖で支配する最狂の知能犯・リドラーが現れる。“なぞなぞ”、意味深なメッセージを残し世の中の嘘に制裁を加え、犯行予告を楽しむリドラー。「次の標的」にされリドラーと接触することになったブルース=バットマン。不穏な空気が漂う中、リドラーに翻弄されたブルースは、犯罪者たちを執拗に殴りつけ、敵を猛追し、怒り、憎しみを露わにし、これまで正義の象徴だった“バットマン”とは違う、狂気がかった衝撃的な姿が捉えられている。
「お前もボクと“同じ人間”さ」――リドラーが放つ言葉の意味とは。「ジョーカー」を彷彿とさせる“悪”のカリスマ性を持ったリドラーによって狂気と恐怖に追い込まれていくブルースの結末は――!?
主人公のブルース=バットマンを演じるのは「TENET テネット」で主人公のバディ“ニール”を演じたロバート・パティンソン。そのほかコリン・ファレルやポール・ダノ、ゾーイ・クラヴィッツらも出演する。監督・脚本は「猿の惑星:新世紀」や「猿の惑星:聖戦記」のマット・リーヴスが務める。
バットマンと言えば、マイケル・キートンやジョージ・クルーニー、クリスチャン・ベールなど数々の名優たちが演じ、常に異質のキャラクターとして存在感を示してきたが、リーヴス監督はロバート演じる新しいバットマンについて「自分の人格をコントロールできない、バットマンとブルースの境界が曖昧でずっと悩み続けている人物」と表現。ロバートの演技については「無謀なロックスターのようなブルース・ウェインを考えていて、イメージ通りの新しいブルースを体現してくれたよ」と語っている。
17日より発売されるムビチケカードは2種類のビジュアルが用意され、ひとり佇むブルース=バットマンの姿のほかに、最狂の知能犯・リドラーも登場。リドラーはバットマンに宛てたメッセージを手にしており、果たしてどのような”なぞなぞ”を仕掛けてくるのか、本作で展開される物語に期待が沸くデザインとなっている。