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'22年春公開「THE BATMAN」新予告。宿敵ペンギンやキャットウーマンも

ロバート・パティンソン演じる新バットマン/ブルース・ウェイン

2022年春に日本公開される映画「THE BATMAN-ザ・バットマン-」のUS予告が解禁された。ロバート・パティンソン演じる新生バットマンのほか、キャットウーマン、リドラー、ペンギンの姿も確認できる。

クリストファー・ノーラン監督の「ダークナイト」トリロジー以来となるバットマン単独映画。バットマン誕生の物語ではなく、若き日のバットマンを描いた作品で、ヴィランたちもまたヴィランとして完全になる前の姿として描かれていることが話題に。今回解禁された映像からも、ヴィランとして“覚醒”する前にも関わらず、人間誰もが持つ影と憎悪を象徴したかのような姿を確認できる。

新バットマン/ブルース・ウェイン役には「ハリー・ポッター」シリーズや「トワイライト」シリーズ、日本でもリピーターが続出した「TENET テネット」で主人公のバディ、“ニール”を好演したパティンソンが大抜擢された。

監督・脚本を務めるのは、J・J・エイブラムスのプロデュースで、その革新的な映像が世界中の度肝を抜いた「クローバーフィールド/HAKAISHA」や、「猿の惑星:新世紀」「猿の惑星:聖戦記」でエモーショナルなドラマを描きSF映画の金字塔に新たな伝説を打ち立てたマット・リーブス。

そのほか多くのキャラクターの解釈も一新され、ヴィランのペンギン役に「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」などで知られるコリン・ファレル、リドラー役に「それでも夜は明ける」のポール・ダノ、キャットウーマン役に「ファンタスティック・ビースト」シリーズのゾーイ・クラヴィッツ、カーマイン・ファルコン役に「トランスフォーマー」シリーズのジョン・タトゥーロ、そして執事のアルフレッド役と刑事のジェームズ・ゴードン役にはアンディ・サーキス、ジェフリー・ライトが起用された。

公開されたUS予告は、10月17日に行なわれた世界同時オンラインイベント「DCファンドーム」で解禁されたもの。「夜空に光るシグナルはただの合図じゃない、警告だ」─。突如暗闇から現れ、瞬く間に敵を倒していくのは、パティンソン演じる新たなバットマン。自らの危険を顧みず、ゴッサム・シティを守るため孤独な戦いに身を投じていく、若き日のヒーローの姿を確認することができる。

破滅の道を進まんとするバットマン/ブルース・ウェインに歩み寄るのは、善と悪の境界線をまるで猫のように闊歩するキャットウーマン。「私たち似てるのかも」とバットマンに優しく囁き見つめ合う、どこかロマンスを漂わせるシーンもあるが…果たして。「このままでは、あなた様は全てを失う」と誰よりもブルースの身を案じ、彼にとって肉親以上の存在とも呼べる執事のアルフレッドの姿も描かれている。

映像にはヴィランたちも登場。警察に連行される謎の男が去った後のコーヒーカップに残された「?」の文字、そして「黒くて青くて死んでるモノ なーんだ?」という“なぞなぞ”…天才的な知能を持ち、バットマンと戦いを繰り広げるヴィラン“リドラー”の存在が、今回の物語に波乱を巻き起こすきっかけなのか…!? 「リドラーが火をつけた」という言葉の真意は!? バットマンに謎のメッセージを残していく、リドラーからの挑戦状とも言えるワンシーンとなっている。

同じく有名ヴィランの一人であり、バットマンにとっては最も古い宿敵の一人と言われ、邪悪な心を持つ狡猾な策略家“ペンギン”は、「俺の勝ちだ!」と爆風を背に車で走り去るも、激しく燃え上がる炎の中からバットマンがバットモービルで猛追。闇の翼は決して悪を許さないという、バットマンの“ダークヒーロー”らしさが垣間見える場面で締めくくられている。

映画『THE BATMAN-ザ・バットマン-』US予告 2022年春公開