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beyerdynamic、第3世代テスラ技術ヘッドフォン。新「T1/T5」海外発表

独beyerdynamicは、テスラテクノロジーを導入したヘッドフォンの第3世代モデルとして、新しい「T1」と「T5」を海外で発表した。価格は各999ユーロで、T1が開放型、T5が密閉型となっている。

開放型のT1では三次元的なサウンドが楽しめ、密閉型のT5では外部のノイズを低減、音楽をじっくり楽しめるという。第3世代となった進化により、T1では低域が、T5では高音域のリアリティが強化されたという。

開放型のT1
密閉型のT5

独ハイルブロンの本社で、開発・製造されたテスラドライバーを採用。どちらのモデルも、ハイレゾ再生に対応する。再生周波数帯域は5Hz~50kHzで、インピーダンスは32Ωで共通。

筐体には、陽極酸化処理を施したつや消しアルミニウムヨークを採用。ヘッドバンドにはアルカンターラを使っている。

T1のハウジングには、複雑な製造プロセスを経てラッカー塗装されたステンレス鋼を採用。T5のハウジングはアルミニウムで、つや消しとラッカー塗装を施している。

イヤーパッドは、熱と圧力により頭部の形状にフィットする形状記憶フォームを採用。T1のイヤーパッドには、通気性のあるソフトベロアカバーを、T5のパッドは合成皮革で、外部ノイズを遮断する。

ケーブルは交換可能で、高純度のOCC7N銅導体を採用する。