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TVやサウンドバーで2ch音声を3D化する「Eilex PRISM Stratos」

  • 野澤佳悟

2020年9月10日 16:30

Eilex PRISM Stratos 搭載イメージ

アイレックスは、テレビやサウンドバーに搭載することで、地上デジタル放送などの2ch音声を立体音響で表現する音響技術「Eilex PRISM Stratos」を発表した。

Eilex PRISM Stratosをテレビやサウンドバーに搭載した場合、例えば通常の地上デジタルテレビ放送の映画(2ch音声)も上下左右、前後の立体感をも含めた立体音響で、かつEilex PRISMイコライザとの相乗効果で高音質で楽しめるようになるとする。

Eilex PRISM Stratosは、スピーカーの音を原音に限りなく近づけるという音響最適補正技術「Eilex PRISM」と、個人差の出やすいHRTF(Head Related Transfer Function)ではなく、普遍的なSHM(Spherical Head Model)をベースに計算されたXTC(Crosstalk Cancellation)により、ステレオ信号を3D化する「Stratos 3Dプロセス」の2つの要素から構成。

Stratos 3Dプロセスがソースのステレオ信号を3D化する一方で、Eilex PRISMがシステムの音響パワー体積密度を(自然界と同じ)フラットに近づけ、音質の最適化を図るという。

今後、各メーカーへのライセンス技術提供を予定している。