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qdc、ダイナミックドライバー3基搭載したカスタムIEM。約17万円から

Dmagic 3D

ミックスウェーブは、qdcのダイナミックドライバー3基を搭載したイヤフォン「Dmagic 3D」3機種を9月18日より発売する。価格は各オープンプライス。ラインナップと店頭予想価格は、ユニバーサルが172,100円前後、カスタムIEMが19万円前後、ユニバーサルシェルのカスタムIEMが185,910円前後。

中低域に10mm径グラフェン振動板と、10mm径チタンコーティング振動板を採用したドライバー2基を同軸に配置。また高域に8mm径の複合振動板のドライバーを採用。トーンが異なる3種類のダイナミックドライバーを、qdcの制御技術でコントロールし、純粋な音色を奏でるとしている。

独立した音響空間と音導管を採用し、ダイナミックドライバーを独立させる音響設計で、3基のダイナミックドライバーから発生するエアフローによる干渉を防ぐという。

筐体内部にドライバーを設置する前の段階でのチューニングが可能なため、コンパクトな筐体内部に3基のダイナミックドライバーの設置が可能になったとしている。音場と定位感を向上させることで、周波数帯域10Hz~30kHzまでの再生を可能にし、繊細な表現力と立体的な音像を実現したとする。

筐体には無垢材を使用。着色された樹脂を吸収した無垢材から切り出されたシェルは、天然の木材の表情と鮮やかな色が混ざり合った複雑な模様を形成。使用される木材の色の浸透具合や切り出す位置により、全く異なった表情を見せるため、1つとして同じデザインは存在しないという。

イヤフォン側端子は2ピン。付属ケーブルは、純銅銅線×4、純銀銅線×4の8導体仕様。プラグ部分は簡単に着脱でき、3.5mm、2.5mm、4.4mmの3種類のプラグが付属。バランス出力とアンバランス出力の両方が楽しめる。ケーブル長は約120cm。

インピーダンスは13.5Ω。感度は98dB。オリジナルレザーケース、イヤーピース、クリーニングツールなどが付属する。

レザーケース