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「銀河英雄伝説 Die Neue These」続編制作決定。全24話

(c)田中芳樹/松竹・Production I.G・らいとすたっふ

田中芳樹の代表作をProduction I.Gがアニメ化した「銀河英雄伝説 Die Neue These」。これまで全24話が制作されてきた本作の25~48話までの続編制作が決定した。あわせて超特報PVも公開されている。

1982年に原作第1巻が刊行されて以来、本伝10巻、外伝5巻の大長篇小説として、累計1500万部のセールスを記録している銀河英雄伝説。1988年からはアニメシリーズとして本伝110話、外伝52話、長篇3作が制作され、多くのファンを獲得した。

2018年4月には、攻殻機動隊で知られるProduction I.Gが新作アニメーションとして全12話の「銀河英雄伝説 Die Neue These 邂逅」を制作。2019年には13~24話までのセカンドシーズン「星乱」が映画館でイベント上映され、2020年4月からはオープニングとエンディングを新たに全24話がNHK Eテレで放送されてきた。

そして14日、公式ホームページや公式Twitterを通じて、さらなる続編の制作がアナウンスされた。制作されるのは25~48話までの全24話で、引き続きProduction I.Gが手掛ける。なお、現時点で続編の展開時期などは明かされていない。

超特報PVより
(c)田中芳樹/松竹・Production I.G・らいとすたっふ

続編制作決定にあわせて公開された超特報PVは、「ユリアン、初陣」「双璧の過去」「弾劾 ヤン・ウェンリー」「要塞対要塞」「幼帝誘拐」など、続編で描かれると思われる内容をあらわすフレーズや印象的なセリフが次々に浮かび上がる仕上がり。また冒頭と後半にはラインハルトの亡きキルヒアイスを思わせるセリフも登場している。

銀河英雄伝説 Die Neue These 続編超特報PV

「銀河英雄伝説 Die Neue These」作品情報

【イントロダクション】
「銀河英雄伝説」は、遙か未来の宇宙を舞台にしたSF小説。
数々のヒット作を生み出した人気作家、田中芳樹の代表作で、1982年に第1巻が刊行されて以来、本伝10巻、外伝5巻の大長篇小説として、累計1500万部のセールスを記録。今なお増刷が続いている。

1988年からはアニメシリーズが本伝110話、外伝52話、長篇3作という圧倒的なボリュームで展開され、さらに多くのファンを獲得した。

そして、2018年4月、Production I.Gが改めて新作アニメーションとして 「銀河英雄伝説 Die Neue These」を制作。新たな声優陣、最新の技術での艦隊戦、新たな解釈で描かれた本作は、テレビにてファーストシーズン(第1話~第12話)そしてセカンドシーズンとなる「星乱」(第13話~第24話)が2019年に映画館でイベント上映。銀河英雄伝説ファンのみならず、幅広いアニメファンに話題となった。

2020年4月からはOP、EDを新たに全24話をNHK Eテレにて放送。数千年後の未来、宇宙空間に進出した人類は、銀河帝国と、自由惑星同盟という“専制政治”と“民主主義”という2つの異なる政治体制を持つ二国に分かれた。

この二国家の抗争は実に150年に及び、際限なく広がる銀河を舞台に、絶えることなく戦闘が繰り返されてきた。長らく戦争を続ける両国家。銀河帝国は門閥貴族社会による腐敗が、自由惑星同盟では民主主義の弊害とも言える衆愚政治が両国家を蝕んでいた。

そして、宇宙暦8世紀末、ふたりの天才の登場によって歴史は動く。「常勝の天才」ラインハルト・フォン・ローエングラムと、「不敗の魔術師」と呼ばれるヤン・ウェンリーである。

ふたりは帝国軍と同盟軍を率い、何度となく激突する。

【ストーリー】
宇宙暦797年(帝国暦488年)。銀河帝国、自由惑星同盟の両国で国を揺るがす内戦が勃発。
ラインハルトは、この戦いで敵対する門閥貴族を一掃し、帝国内での覇権を確立するが、同時にかけがえのない友を失う。
一方のヤンは、国内で起きたクーデターの鎮圧に成功するも、背後に危険を増やす結果となった。
そして、翌年帝国と同盟はふたたび戦火を交え、二人の天才は戦場で火花を散らすことに…

続編スタッフ

原作:田中芳樹(東京創元社刊)
監督:多田俊介
シリーズ構成:高木登
助監督:森山悠二郎
キャラクターデザイン:菊地洋子 寺岡巌 津島桂
総作画監督:後藤隆幸 菊地洋子
特技監督:竹内敦志
メカデザイン:竹内敦志 臼井伸二 常木志伸
オリジナルメカデザイン:加藤直之
プロップデザイン:太田恵子
プロップデザイン・紋章デザイン:秋篠Denforword日和
3D:ランドック・スタジオ I.G3D
3D監督: 磯部兼士
美術:Bamboo
美術監督:竹田悠介
美術設定:塩澤良憲 曽野由大 金平和茂
美術デザイン:渡部隆
色彩設計:竹田由香
音響監督:三間雅文
音楽:橋本しん(Sin)井上泰久
音楽制作協力: Sony Music Publishing (Japan)Inc.
撮影監督:荒井栄児
編集:黒澤雅之
制作:Production I.G
監修:らいとすたっふ
企画協力:ROOFTOP
制作協力:徳間書店
製作:松竹 Production I.G らいとすたっふ

続編キャスト

ラインハルト・フォン・ローエングラム:宮野真守
ヤン・ウェンリー:鈴村健一
ナレーション:下山吉光