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トライオード、プリメインでも使える300B真空管パワーアンプ
2020年10月2日 10:00
トライオードは、300B真空管を搭載したステレオパワーアンプ「TRX-P300S」を11月下旬に発売する。価格は22万円。真空管にPSVANE WE300Bを使った「TRX-P300S-WE300B」も用意し、価格は266,000円。12月31日までの注文で別売のサイドウッド(5,000円)をプレゼントするキャンペーンも実施する。
300Bの音楽性豊かなサウンドを素直に伝えるシンプルなA級シングル回路構成のパワーアンプとしている。背面のスイッチでボリューム付きアンプに切り替えることができ、シンプルなプリメインアンプとしても使える。
真空管は300B×2、12AT7×2、12AU7×1を搭載。定格出力は8W+8W(8Ω)。大型トロイダル電源トランスとSiCショットキーバリア整流ダイオードにより効率が良く、レスポンスに優れた電源部を採用。天面にバイアスメーターを装備し、バイアス調整ボリュームで簡単にバイアス調整できる。
また、従来は手動で行なっていたハムバランス調整を独自のTHC(トライオード・ハム・キャンセル)回路の採用により調整不要とした。
入力端子はライン1系統。入力感度は300mV、入力インピーダンスは100kΩ。入力ゲイン切り替えは0、-3dB、-6dB、-12dBの4段階。
周波数特性は19Hz~50kHz(±3dB)。SN比は86dB。スピーカー出力は1系統で4~8Ω。
消費電力は91W。外形寸法は340×320×210mm(幅×奥行き×高さ)。重量は17.5kg。真空管ボンネット、電源ケーブルなどが付属する。