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PS4新ファームVer.8.00公開。PS5を見据えたアップデートも

ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は、PlayStation 4(PS4)の最新システムソフトウェアVer.8.00を14日に公開した。パーティーとメッセージ機能の変更、ペアレンタルコントロールのアップデートや新しい初期アバターの追加などが行なわれる。なお、アップデートには有線LAN接続が推奨されている。

パーティーとメッセージ機能がこれまで以上に連携。ユーザーインターフェースも変わる。アップデート後には、パーティーのボイスチャットやメッセージのやりとりで使用する「グループ」が両方の機能で共通になるため、それぞれにおいて同じグループを作成する必要がなくなる。

これによりPS4、そして発売後にはPlayStation 5でも、過去に会話したグループであれば、ひとつのグループ内でパーティーのボイスチャットをしたり、メッセージを送ることができる。

プロフィールで使用できる、初期アバターのコレクションも拡大。「Bloodborne」、「風ノ旅ビト」、「Ghost of Tsushima」、「ゴッド・オブ・ウォー」、「The Last of Us Part II」、「The Last of Us Remastered」、「アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝」などから、様々な種類の新しいアバターが選択できるようになる。

クイックメニューから、すべてのマイクをミュート(消音)するオプションを追加。これによりゲーム中でも簡単にマイクをミュートできるようになる。

ペアレンタルコントロールでは、「他のプレーヤーとのコミュニケーション」と「プレーヤー作成コンテンツの閲覧」を組み合わせて、ひとつの設定「コミュニケーションとプレーヤー作成コンテンツ」に一本化。コミュニケーションとプレーヤー作成コンテンツ両方の制限を設定できるようになった。保護者にとって、よりわかりやすく管理しやすい設定になったという。

さらに、子供が特定のゲームでコミュニケーション機能を使用したい場合、保護者に使用リクエストを送信することも可能になった。リクエストが送信されると、保護者にメールで通知が送られ、保護者はその特定のゲームでの「コミュニケーションとプレーヤー作成コンテンツ」機能を例外に設定し、許可できる。

PS4の2段階認証機能を拡張し、PS4、モバイル、Webでの認証(アクティベーション)および2段階認証時に、オプションとしてサードパーティーの認証アプリを利用できるようになった。

バージョン8.00の配信と同時に、iOS端末、Android端末、Windows PC、Mac向けに提供中の「PS4 Remote Play」アプリは「PS Remote Play」に名称を変更。PS5に接続するオプションを追加した。ただし、この機能を使用するには、PS5からPlayStation Networkにサインインする必要があるため、「11月12日のPS5の発売日まで、もうしばらくお待ちください」としている。