ニュース
「プレイステーション 5」11月12日発売、39,980円から
2020年9月17日 05:51
ソニー・インタラクティブエンタテインメントは、プレイステーション 5(PS5)を11月12日に発売すると発表した。価格もアナウンスされ、前面にUltra HD Blu-rayドライブを備えたスタンダードな「プレイステーション 5」が49,980円、それを省いた「プレイステーション 5 Digital Edition」が39,980円。なお、予約開始は9月18日午前10時からとなる。予約の詳細は別記事で紹介している。
ゲームソフトとしては、スクウェア・エニックスの「FINAL FANTASY XVI」(ファイナルファンタジー16)が発表。さらに、カプコンの「デビル メイ クライ 5 スペシャルエディション」、Steel Wool Studios and ScottGamesの「Five Nights at Freddy’s Security Breach」、サンタモニカスタジオのゴッド・オブ・ウォー新作、Warner Bros. Gamesの「Hogwarts Legacy」などが発表・紹介された。既に発表済みの「Marvel’s Spider-Man: Miles Morales」や「コールオブ デューティブラックオプス コールドウォー」、「Demon’s Souls」などの映像も配信されている。
なお、PS5専用となるSIEワールドワイド・スタジオのソフトは、発売時において5,900円～7,900円の価格を予定している。
また、世代の移行期において、「PlayStation 4の巨大なコミュニティへのサポートを継続するため」とし、一部のSIE WWSタイトルについてはPS4版の制作を並行して進めており、「Marvel’s Spider-Man: Miles Morales」、「リビッツ！ビッグ・アドベンチャー」そして「Horizon Forbidden West」については、PS5の超高速SSDやDualSenseワイヤレスコントローラーの性能を活かした作りになっているが、PS4でも楽しめるように準備を進めており、PS5版の発売と同時にPS4版も発売予定。これらのタイトルのPS4版を購入した場合、追加費用無しでPS5版にアップグレードできる。
また、PlayStation Plusに加入しているユーザー向けには、厳選したPS4タイトルをPS5でダウンロード、そしてプレイできる、PlayStation Plusコレクションを発表。
PlayStation Plusコレクションでは、「バットマン：アーカム・ナイト」、「Bloodborne（ブラッドボーン）」、「Fallout 4」、「ゴッド・オブ・ウォー」、「モンスターハンター：ワールド」、「ペルソナ5」などのPS4の世代を象徴するタイトルが楽しめる。
さらに、周辺機器の価格も発表。「DualSense ワイヤレスコントローラー」単品は6,980円。
3Dオーディオに対応したヘッドセットで、デュアルノイズキャンセリングマイクも搭載する「PULSE 3Dワイヤレスヘッドセット」は9,980円、ゲームプレイとともにプレイヤーの姿を高画質で配信できるデュアル1080pカメラを採用した「HDカメラ」は5,980円、映画やストリーミングサービスの操作が可能なリモコンで、内蔵マイクを使い、より手軽な操作が可能という「メディアリモコン」は2,980円、DualSenseワイヤレスコントローラーが2つ同時に充電できる「DualSense充電スタンド」は2,980円。
ソニー・インタラクティブエンタテインメント 社長 兼 CEO ジム・ライアン
昨年、PS5を発表して以来、世界中のデベロッパーの皆さま、そしてファンの皆さまより、驚くほどの期待の声をお寄せいただき大変嬉しく思います。PS5がお届けするゲーム体験は、ビジュアル、感触、音、ゲームプレイなど、ユーザーの皆さまの想像を超える、まさに次世代のものとなるでしょう。
11月の発売まであと2か月となりますが、皆さまが実際にお手に取り、その驚異的なスピードと、思わず息を呑むほどの最高の没入感を体験していただける日を心待ちにしております。ぜひご期待ください。
PS5の主な仕様
PS5には、超高速アクセスが可能なカスタムSSDと、AMD製カスタムチップセットを搭載。統合I/O（Integrated I/O）により、カスタムされたCPU・GPU・SSDが力を発揮。「これまでのPlayStationの常識を超える処理性能を実現」したという。
超高速SSDにより、PS5本体にインストールされたゲームは“ほぼ瞬時”に読み込まれ、短い待ち時間でプレイが楽しめるとする。
物体への光の当たり方を個別にシミュレートするレイトレーシングにも対応。「まるで現実世界のような陰影や反射を再現。新次元のリアリズムがもたらすゲームへの没入体験を実感できる」という。
4K出力にも対応し、最大で4K/120fpsの高フレームレートで滑らかなゲームプレイが可能。8K出力もサポート。HDRにも対応。
サウンドも強化され、「Tempest 3D」オーディオ技術を投入。「あらゆる方向から音が聞こえてくるような感覚で、ゲーム世界に没入できる」という。Tempest 3Dオーディオ対応するタイトルでは、ヘッドフォンやテレビのスピーカーを通して、ゲームの世界にいるかのような臨場感あるサウンドを味わえる。
PS5用DualSenseワイヤレスコントローラーは、没入感をもたらす「ハプティックフィードバック」技術や、抵抗力が変化する「アダプティブトリガー」を搭載。マイクも内蔵する。