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机に置くだけの防音ブース。テレビの電子音や反響音吸収にも

防音ブース「Okudake」

東京防音は、吸音材ホワイトキューオンを使用し、机に置くだけで使える防音ブース「Okudake」をMakuakeにて10月23日より先行販売する。白、黒の2色展開。ラインナップとMakuakeでの価格は、90cmのデスクサイズが12,800円(税込)から、60cmのスモールサイズが11,200円(税込)から。プロジェクトの期間は11月29日まで。発送時期はプロジェクト終了から約1カ月後から順次。

机の上に置くだけで、住宅やオフィス内の雑音をカットし、自分自身が発する電話やオンライン会議の話し声のボリュームも軽減。また、目線の高さに面があるため、視線を遮り余計な情報をカットし、集中力を維持しやすい環境を作れるとしている。

使用されているホワイトキューオンは、ペットボトルから作られた吸音材。ポリエステル100%で粉塵が落ちないほか、接着剤も不使用だという。Okudakeでは、ゴミの吸い付きを抑えるために不織布が巻かれている。

デスクサイズ
スモールサイズ

約70dBの騒音を発生させた場所にOkudakeを設置してデシベルを計測した性能テストでは、Okudakeの内側が約64dBと、約5dBのノイズを軽減することがわかったという。5dB下がるだけで、体感する音量は半減するとしている。

「Okudake」防音性能テスト

厚みのある面1枚と、薄い面2枚の3枚組みで、マグネットを備えているため、簡単に組み立てられるほか、分解して持ち運びも可能。自分好みにカスタマイズすることも可能で、デスクを立体的に整理できるとしている。また、ブースとしての利用のほかに、洗濯機の駆動音や、テレビなどの電子音、反響音の抑制にも利用できるという。

外形寸法/重量は、デスクサイズが90×45×45cm(幅×奥行き×高さ)/1.3kg、スモールサイズが60×45×45cm(同)/1kg。