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FitEar、定番カスタムIEM「Privete」2機種をユニバーサル化

ユニバーサルイヤフォンの「FitEar TO GO! 223」と「FitEar TO GO! 333」

須山歯研は、7日にオンラインで開催された「秋のヘッドフォン祭2020 ONLINE」でカスタムIEM(インイヤーモニター)をベースとしたユニバーサルイヤフォン「FitEar TO GO! 223」と「FitEar TO GO! 333」を発表した。どちらも12月1日発売で、価格はオープンプライス。店頭予想価格は「FitEar TO GO! 223」が75,000円前後(税込)、「FitEar TO GO! 333」が99,000円前後(税込)。

両モデルとも、'10年のFitEar正式発売時から販売されているカスタムIEM「FitEar Private 223」と「FitEar Private 333」をベースに開発されたユニバーサルタイプのイヤフォン。発売中の「FitEar TO GO! 334」などと同じく、カスタムIEMの音を手軽に持ち歩ける製品として誕生した。

どちらも付属ケーブルは、3.5mmステレオミニプラグの「FitEar cable 013」。黒色のペリカンケースやケーブルクリップ、メッシュポーチ、イヤーチップなどが付属する。

FitEar TO GO! 223

「FitEar TO GO! 223」

ベースとなった「FitEar Privete223」と同じく、低・中域に2基、高域に1基のバランスド・アーマチュア(BA)ドライバーを搭載した2ウェイ・3ドライバーのイヤフォン。ベース機が持つ「明るくパワーのある音はそのままに、音のつながりや高域の空間を意識した再調整(リチューン)」が施され、イヤーモニター初心者からHi-Fiオーディオユーザーまで幅広いユーザー層をカバーするという。

独自のオーバルホーンステムを採用

ホーン状のサウンドポート(音導孔)と楕円断面形状のステムを組み合わせたFitEar独自のオーバルホーンステムを採用しており、さまざまな耳穴サイズや形状に適合。より多くのユーザーに安定した装着感と遮音感、優れた音質を提供するとのこと。

シェルカラーはエメラルド
フェイスプレートはフレンチグレー

シェルカラーはエメラルド、フェイスプレートはフレンチグレー。

FitEar TO GO! 333

「FitEar TO GO! 333」

ベースモデル「FitEar Privete333」と同様に、低・中域にBAを1基、高域に独立したBAを2基配置した3ウェイ・3ドライバーのイヤフォン。「低域から高域まで幅広くカバーする優れたレスポンスで、解像度の高い正確な音を実現しています」とのこと。

定評ある「FitEar Privete333」のサウンドバランスを活かしたリチューンが施されており、繊細な高域や力強い低中域、優れた空間表現などにさらなる磨きがかけられている。ステムは特許を取得した3ウェイ構造や楕円断面形状を取り入れたオーバルホーンステム。

シェルカラーはレッド
フェイスプレートはフレンチグレー

シェルカラーはレッド、フェイスプレートはフレンチグレー。