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FitEar、定番カスタムIEM「Privete」2機種をユニバーサル化
2020年11月9日 00:00
須山歯研は、7日にオンラインで開催された「秋のヘッドフォン祭2020 ONLINE」でカスタムIEM(インイヤーモニター)をベースとしたユニバーサルイヤフォン「FitEar TO GO! 223」と「FitEar TO GO! 333」を発表した。どちらも12月1日発売で、価格はオープンプライス。店頭予想価格は「FitEar TO GO! 223」が75,000円前後(税込)、「FitEar TO GO! 333」が99,000円前後(税込)。
両モデルとも、'10年のFitEar正式発売時から販売されているカスタムIEM「FitEar Private 223」と「FitEar Private 333」をベースに開発されたユニバーサルタイプのイヤフォン。発売中の「FitEar TO GO! 334」などと同じく、カスタムIEMの音を手軽に持ち歩ける製品として誕生した。
どちらも付属ケーブルは、3.5mmステレオミニプラグの「FitEar cable 013」。黒色のペリカンケースやケーブルクリップ、メッシュポーチ、イヤーチップなどが付属する。
FitEar TO GO! 223
ベースとなった「FitEar Privete223」と同じく、低・中域に2基、高域に1基のバランスド・アーマチュア(BA)ドライバーを搭載した2ウェイ・3ドライバーのイヤフォン。ベース機が持つ「明るくパワーのある音はそのままに、音のつながりや高域の空間を意識した再調整(リチューン)」が施され、イヤーモニター初心者からHi-Fiオーディオユーザーまで幅広いユーザー層をカバーするという。
ホーン状のサウンドポート(音導孔)と楕円断面形状のステムを組み合わせたFitEar独自のオーバルホーンステムを採用しており、さまざまな耳穴サイズや形状に適合。より多くのユーザーに安定した装着感と遮音感、優れた音質を提供するとのこと。
シェルカラーはエメラルド、フェイスプレートはフレンチグレー。
FitEar TO GO! 333
ベースモデル「FitEar Privete333」と同様に、低・中域にBAを1基、高域に独立したBAを2基配置した3ウェイ・3ドライバーのイヤフォン。「低域から高域まで幅広くカバーする優れたレスポンスで、解像度の高い正確な音を実現しています」とのこと。
定評ある「FitEar Privete333」のサウンドバランスを活かしたリチューンが施されており、繊細な高域や力強い低中域、優れた空間表現などにさらなる磨きがかけられている。ステムは特許を取得した3ウェイ構造や楕円断面形状を取り入れたオーバルホーンステム。
シェルカラーはレッド、フェイスプレートはフレンチグレー。