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FitEar、シルバーシェルの65周年イヤフォン。29日先行展示

ユニバーサル型イヤフォン「FitEar Silver」

須山歯研は、シルバーシェルを採用したユニバーサル型イヤフォン「FitEar Silver」を、4月29日開催の「春のヘッドフォン祭2022 mini」にて先行展示・試聴を行なうと発表した。製品の発売日と価格は後日案内する。

管理医療機器クラスIIとして、歯科補綴に利用される医療グレードのシルバーで鋳造されたシェルを持つ、ユニバーサル型イヤフォン。「2023年に創立65周年を迎える須山歯研の周年事業として、長年にわたり培った歯科精密鋳造技術とFitEarのイヤホンづくりとの融合から誕生した65周年記念モデル」という。

新規採用のフルレンジユニットは、「バランスドアーマチュア型でも中高域のピークが少なく、タイトな低域とともに中高域にかけての瑞々しさ、艶やかさを併せ持ち、ワンユニットで音楽全体を表現」できるのが特徴。「空気感の広がりと奥行きを与えるツイーターが添加されることで、従来のマルチユニットでは避けがたかった特定帯域の淀みの無いスムーズな再生を実現」しているという。

オーバルホーンステムは、外耳道(耳穴)への干渉を抑える楕円形の断面と、高域減衰を抑制するホーン形状の音導孔開放部を採用。カスタム設計時に想定された本来の遮蔽性と音質バランスを実現する独自技術から生まれたデザインとした。

付属イヤーチップは、SednaEarfit SE1000。SS、S、MS、M、ML、Lの6サイズ展開で、様々な耳穴サイズへの対応が可能。長時間の使用でも疲れない安定した装着感と高い遮音性を両立する。

FitEar cable 007を付属ケーブルに採用。ワイドレンジでありながらピーク感を抑制し、音源を阻害せずに豊かな音楽表現を伝えるという。