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FOD、テレビ用アプリ累計300万DL突破。コロナ禍でDL数急上昇

フジテレビジョンの運営する動画配信サービス「FOD」が、Android TVやAmazon Fire TV、Apple TV向けに提供しているアプリのダウンロード数が11月22日に累計300万を突破した。スマートフォン向けアプリのダウンロード数も11月に累計1,600万を突破している。

FODの動画配信サービスは、定額動画配信の「FOD プレミアム」、広告付き動画配信の「FOD 見逃し無料」、都度課金型の3つを融合させたもの。'18年3月からAndroid TVやFire TVシリーズ、Apple TV向けに「FOD プレミアム」のコンテンツが視聴できるアプリ「FOD」を順次展開。'19年4月にはフジテレビの最新ドラマなどを期間限定で無料視聴できる「FOD 見逃し無料」も開始した。

テレビ向けアプリ「FOD」のダウンロード数推移

'20年に入ってからは、地上波放送の見逃し配信作品や、FODドラマ、バラエティなどオリジナル番組を拡充。新しい生活様式に伴う在宅需要の向上なども加わったことで、ダウンロード数が急激に上昇したといい、11月22日に累計ダウンロード数が300万を突破した。

スマートフォン向けアプリの「FOD」は、「App Ape Award 2018」で「Most popular apps of the year 2018」を受賞後も順調にダウンロード数を伸ばしたといい、11月に累計1,600万ダウンロードを突破している。

同社の野村和生コンテンツ事業室部長は「コロナ禍の在宅需要もあり、4月以降テレビ端末での視聴が大幅に増加いたしました。現在では約3割の視聴がテレビ端末となっており、今後ますます伸びていくと思います」とのコメントを発表している。
野村氏は今後に向けて、「VODだけでなく、スポーツや音楽のライブ配信にも積極的に取り組み、大画面のテレビを通じて、高画質な番組を多くの方に楽しんでいただきたいと考えております。日々進化するFODにご期待ください!!」とも語っている。