実写版「モンハン」、受付嬢の場面写真公開

山崎紘菜演じる「受付嬢」
(C)Constantin Film Verleih GmbH

3月26日に公開される人気ゲームの実写版映画「モンスターハンター」。映画「バイオハザード」シリーズのポール・W・S・アンダーソン監督と、同シリーズで主演を務めたミラ・ジョヴォヴィッチのタッグが復活した本作に、唯一の日本人キャストとして参加した山崎紘菜が演じる定番キャラクター「受付嬢」の場面写真が解禁された。あわせて役作りや本作への想いを語った山崎のコメントも発表されている。

2004年に第1作が発売されて以降、16年を経ても確実にファンを増やし、シリーズ累計販売本数6,500万本('20年9月30日時点)を誇る大ヒットゲームシリーズのモンスターハンター。待望のハリウッド実写映画版には、ジョヴォヴィッチのほか、「ワイルド・スピード SKY MISSION」で華麗なアクションを披露したトニー・ジャー、「ヘルボーイ」シリーズの主演で知られるロン・パールマンなど、錚々たる面々が名を連ねている。

唯一の日本人キャストとして参加し、ハリウッド進出も果たした山崎は、原作ゲームシリーズに毎作登場する定番キャラクターで、よき相棒としてプレイヤーをサポートする受付嬢を演じた。映画では、ジョヴォヴィッチ演じるアルテミス、ジャー演じるハンターとともに行動し、強大なモンスターとの戦いを手助けするという。

山崎は、公開された場面写真でシリーズ最新作「モンスターハンター：ワールド」に登場する受付嬢のコスチュームをモデルにした衣装に身を包んでおり、本予告編で姿が初披露された際には、その再現度の高さにゲームファンからも絶賛の声が上がったという。

アンダーソン監督は、山崎と初対面した際の印象を「ゲームの世界から抜け出してきたようだった」とふり返り、オーディションの場では「撮影で会おう」とラブコールを送って起用を即決。

山崎も「監督がゲームの中から飛び出してきたようなキャラクターを求めていたので、受付嬢が登場するゲームのシーンを繰り返し見ながら彼女のチャーミングさや、個性的な動きを研究しました」と役作りへの想いを明かした。

「受付嬢はシリーズ初期から常に登場している『モンスターハンター』には欠かせない存在で、ファンの方々にとって思い入れのあるキャラクターだと思うので、その理想に近づけられていたら嬉しく思います」

ゲームファンから絶賛された衣装については「『あなたの衣装は特別だから』と言われたくらい、衣装スタッフさんが愛情を込めて細かいところまで再現してくれた衣装なのでぜひ注目してほしいです」としている。

TOHOシネマズの幕間映像でナビゲーターも務める山崎は、3月12公開の映画「ブレイブ 群青戦記」でヒロインを務めるなど、今年さらなる飛躍が期待されている女優のひとり。2021年の抱負については「まずは『モンスターハンター』を多くの方に楽しんでいただけることが一番の抱負です」と述べている。

「あとは私も『モンスターハンターワールド：アイスボーン』(モンスターハンター：ワールドの超大型拡張コンテンツ)をプレイしていて、氷の世界を訪れる時の受付嬢の衣装も可愛いので、いつか続編が実現した時にはまた参加させてもらえるようになりたいと思います」