ソニーのスマートウォッチ「wena 3」が紛失防止サービスに対応

ソニーのスマートウォッチ「wena 3」

ソニーは3日、スマートウォッチ「wena 3」本体とアプリのアップデートを実施。リリース当初から予告されていた紛失防止サービス「MAMORIO」へ対応した。最新の本体ファームウェアはバージョン1.61JP。

本体の更新ソフトウェアは、スマートフォンアプリ最新版に含まれているため、本体を更新する前にスマートフォンアプリを最新にする必要がある。

MAMORIOは、Bluetooth Low Energyを活用した小さなタグを“大切なモノ”に付けるだけで、スマートフォンと連携して紛失を防ぐ製品。万が一の場合は、スマートフォンに置き忘れた場所と時間が通知されるほか、置き忘れ防止機能、AR技術を活用した「カメラで探す機能」などが利用できる。

今回のアップデートにより、wena 3アプリ内から設定を有効にすることでMAMORIOに対応。置き忘れ防止機能のほか、同社が提供する遺失物発見システム「クラウドトラッキング」機能、全国700路線以上の鉄道・バス事業所および商業施設に設置されている「MAMORIO Spot」などの捜索ネットワークを利用できる。

そのほか製品上の日付表示が実際と異なる場合がある事象や、iOS端末との接続性も改善。iOS端末でBluetooth接続が確認できているのに通知が来ない問題、Android端末でスマートフォンの通知欄に表示される歩数が前日から更新されない不具合も修正されている。

上記以外に問い合わせが来ているバグや不具合については、引き続き改善に向けて調査を進めていくとのこと。