ニュース

MEMSスピーカー搭載のスマートメガネ「Fauna Audio Glasses」

MiraArcは、極小スピーカーとウーファーを搭載したクラシックメガネ「Fauna Audio Glass」を、クラウドファンディングのMakuakeで先行発売した。受付期間は3月21日まで。一般販売予定価格は36,800円だが、先着150台が15%OFFの31,280円で購入できるプランなどを用意している。目標金額の達成に関わらず、プロジェクト終了日までに支払いを完了した時点で応援購入が成立するAll in型で、5月末までに順次配送される予定。

オーストリアのアイウェア&オーディオブランド・Faunaが手掛けたウェアラブルデバイス。極小のスピーカーとウーファーを搭載しているのが特徴で、従来のオーディオグラスよりも軽量、かつスリムなデザインを実現。アイウェアのハイブランドと同等の高級感のある素材を使用することで、「ガジェットではなくファッションアイテムとして使っていただけるようなデザイン」に仕上げたという。

デザインバリエーションは、Memor Havana、Levia Black、Spiro Transparent Brown、Fabula Crystal Brownの4タイプ。

テンプル部分にMEMS(マイクロエレクトロメカニカルシステム)スピーカーを組み込むことで、デバイスの小型化・軽量化、および音質性能の向上、長時間のバッテリー寿命を実現。Faunaブランドの親会社であるUSoundが持つ特許技術を活用することで、「従来のオーディオグラスでは実現できなかったデザインやつけ心地・快適性への追求を可能とした」という。

メガネフレームの素材には、滑らかな手触りと透明感のある色合いが特徴というイタリア製アセテートを使用。度付きレンズへの交換、サイズ調整などにも対応する。

レンズ業界では最高峰の品質を持つ、カールツァイス製レンズを採用。「オーディオグラスでは軽視されがちだった、メガネ本来の役割や機能もしっかりと考え設計。単にオーディオとしてだけではなく、クリアで立体的な視界をお届けします」としている。

Bluetooth 5.0に準拠。対応コーデックは、SBCとAAC。音声アシスタントや内蔵マイクを使った通話にも対応する。テンプル外側はタッチコントロールになっており、音楽の再生や一時停止、音量調整、通話応答、音声アシスタント起動などの操作が行なえる。IP52の防水防塵性能も備える。

メガネのバッテリー容量は100mAhで、最大4時間の音楽再生を実現。バッテリー内蔵のメガネケース(付属)を併用すれば、最大20時間まで使用できる。ケースの充電時間は最大2時間。30分の充電で約2時間使用できる急速充電にも対応する。充電ポートはUSB-C。

外形寸法は、Memor HavanaとSpiro Transparent Brownが145.5×46.5×153.5mm。Levia BlackとFabula Crystal Brownが145.5×49×151mmで、重量は全て50g。ケースは169×57×66mmで、重量は196g。

バッテリー内蔵のメガネケース