大洗「ガルパンギャラリー」移転リニューアル。取り扱い商品数1,000点超

茨城県大洗町の大洗シーサイドステーション内にあるアニメ「ガールズ＆パンツァー」のオフィシャルショップ「ガルパンギャラリー」が2月12日に移転リニューアルオープン。施設面積が約2倍に広がり、展示要素もバージョンアップした。

所在地は茨城県東茨城郡大洗町港中央11-2。営業時間は10～19時だが、現在は18時までの時短営業中。

ガルパンギャラリーは、取り扱い商品点数が1,000点を優に超え、常設のガルパン関連施設としては日本一の品数を誇る。開業当初は展示がメインの施設だったが、徐々に販売する商品を増やしていったなかで、今回の移転に合わせ展示エリアが拡張された。

館長を務める西村弓子氏によれば「昔から来て下さっている方には懐かしさを感じて頂き、新しく来て下さる方には新鮮な展示を楽しんで頂く」ことを心がけるとともに、「売り場面積が広がる事で、ソーシャルディスタンスもしっかり取れるように設計」したという。

山田卓司氏によるジオラマ

具体的な展示としては、過去にオフィシャルイベントとして全国各所で行なわれた「ガルパン博覧会」で展示されていた複製原画や装飾品を常設施設としては初めて展示するほか、ガルパンファンとして知られ、テレビ番組「TVチャンピオン」の「プロモデラー選手権」企画で5度優勝している山田卓司氏によるジオラマの展示数も増加した。

西村館長は「コロナ禍、大洗に来たくても来られないという方も多いと思います。ですので、現状の施設の完成度は8割。残りの2割は、ファンの皆様が安心して大洗に来られるようになって、皆様と一緒に作り上げていきたいと思っています」とコメント。引き続き、新商品を入荷した場合は、すぐに通販サイトへアップするといったサポートも行なうという。

5月オープン予定の「OARAI SHOWCASE」

さらに5月には新たな試みとして、家に眠っていたり、場所を取っているだけの模型がある人を対象に、模型の展示・譲渡ができる「OARAI SHOWCASE」もガルパンギャラリーに隣接する形でオープン予定。約60個のショーケースが用意され、現在は展示方法などのルール策定が行なわれている。