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Disney+に「X-ファイル」などFOX系ブランド「STAR」。国内展開も

米ウォルト・ディズニーは23日(米国時間)、動画配信サービスDisney+において、新ブランドとなる「Star」を追加し、フォックス映画を含む多くのコンテンツを配信開始すると発表した。シンガポールを皮切りに、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、西ヨーロッパなどで順次展開し、日本でも今年後半のサービス開始を予定する。

「Star」は、現在Disney+内で展開するDisney、Pixar、Marvel、Star Wars、National Geographicに加えて、新たに追加されるブランド。2019年に買収した21世紀フォックスのコンテンツを中心とした内容となっており、20世紀スタジオやサーチライト・ピクチャーズ、ディズニーテレビジョンスタジオ((ABC Signature及び20th Television)、FXプロダクションズなどが手掛けた何千時間もの映画・番組が含まれる。

具体的には、「グレイズアナトミー」「24」「X-ファイル」「ファミリー・ガイ」などの人気テレビシリーズや、受賞歴のある「女王陛下のお気に入り」「グランド・ブダペスト・ホテル」のほか、「プリティ・ウーマン」「ダイ・ハード2」「プラダを着た悪魔」「ムーラン・ルージュ」などのクラシックタイトルも配信されるという。また地域により異なるもののStarオリジナル作品の提供も予定されている。

Starはシンガポールを皮切りに、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、西ヨーロッパなどで順次開始。今年後半に東ヨーロッパ、香港、日本、韓国の市場でグローバル展開を行なうという。

なお、Starブランドの発表と合わせ、Disney+の新機能も発表。作品のレーティングに基づいて特定コンテンツへのアクセスに制限を設定する機能や特定プロファイルをロックするPINの追加機能など、新しいペアレンタルコントロールが追加された。

New Parental Control Settings | Disney+ Star