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シャープ、堺ディスプレイプロダクトの売却中止

堺ディスプレイプロダクト

シャープは12日、堺ディスプレイプロダクト(SDP)の株式売却を中止すると発表した。譲受人から、急遽、売買中止の申し入れがあったという。シャープは、「当社としては資本関係の解消により、当社の連結業績の安定化に寄与することから、継続して売却の方向で交渉を進めてまいりましたが、譲受人の強い要望により株式売却の中止を決定した」と説明している。

売却は2月25日に発表。株式の譲受先と売却価額は非開示で、3月15日に売却を実施し、提携解消後も引き続きSDPから液晶パネルの供給を受けると説明していた。