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OPPO、10億色の表示/撮影可能なスマホ「Find X3 Pro」。着信音ハンス・ジマー

「Find X3 Pro」

オウガ・ジャパンは、OPPOブランドより、世界初の10億色の色彩表現を実現したスマートフォン「Find X3 Pro」を発表した。10bitフルパスカラーマネジメントシステムと10億色の色彩を再現できるディスプレイと、10億色の撮影が可能なカメラ2基を装備。HDR10+に対応し、Dolby Atmos対応スピーカーも備える。また、ハンス・ジマーが作曲した通知音と着信音を収録している。

10億色の色彩を再現できるQHD+(3,216×1,440ドット)の6.7型有機ELディスプレイを搭載。10bitフルパスカラーマネジメントシステムとの組み合わせで「息をのむような視覚体験を実現する」としている。

画素密度は525ppi、最大輝度は1,300nitで、コントラスト比は500万:1を実現。くっきりと明るく、実物に近い色調を表示するという。

リフレッシュレートは5~120Hzで使用状況に応じて自動で調整。マルチプレイヤーゲームのプレイ時や、SNSのタイムラインをスクロール、電子書籍を読む際にも、消費電力を節約しながら、視覚的になめらかで指に吸い付くような画面操作と表示を実現するとしている。

カメラ部は、レンズを交換するデジタル一眼レフから着想を得たとし、メインのレンズと超広角レンズの2つを切り替えても同じセンサーサイズで撮影できる。どちらもソニーと共同開発したIMX766 50MPセンサーを搭載し、10億色の静止画/動画撮影が可能。高解像度とインテリジェントオートフォーカス、4cmのマクロフォーカスを組み合わせ、撮影時の明るさや距離に応じて、あらゆる被写体のディテールも撮影できるとしている。

10億色の4K 10bit動画撮影では、映画制作者やインフルエンサーなど誰でも「リッチで感動的な撮影を楽しめる」という。業界初となる最大60倍の顕微鏡カメラも搭載する。

SoCにはQualcomm Snapdragon 888、GPUはAdreno 660を搭載し、負荷のかかる処理においても、発熱を抑えながらハイパフォーマンスを実現。HDR10+に対応し、Dolby Atmos対応スピーカーを備え、映画館のクオリティを彷彿とさせるとする「Ambient Sound Detection」との組み合わせで、5G通信における大容量データのコンテンツ体験をもっと楽しめるとしている。

通知音・着信音は、映画音楽の作曲で知られるハンス・ジマーが「Find X3 Pro」のためだけに作曲。「毎日の通知音が、まるでサウンドトラックのようにアップグレードされる」としている。

外形寸法163.3×74×8.26mm(縦×横×厚さ)、重量193gの薄型軽量な本体に4,500mAhの大容量バッテリーを搭載。独自の急速充電技術「65W SuperVOOC フラッシュチャージ」により、10分間で40%充電できるとしている。ワイヤレス充電やバッテリーシェアにも対応する。

OSは、Android 11ベースのColorOS 11を搭載。Google PlayストアをはじめさまざまなGoogleサービスが利用可能という。また色覚障害に対応した、カラービジョンエンハンスメントを備えており、100の色相テストから包括的なカラーシステムを作成し、すべてのユーザーの目に最適な色補正を想定した765種類のスクリーンキャリブレーションが可能としている。

カラービジョンエンハンスメント イメージ