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実写+CGガンプラバトル「ガンダムビルドリアル」YouTubeで配信

ガンダムビルドリアル
(C)創通・サンライズ

BANDAI SPIRITSとサンライズがタッグを組み、実写版“新ガンダムビルドシリーズ”作品として「ガンダムビルドリアル」をYouTube「ガンダムチャンネル」にて順次配信する。配信開始は3月29日20時から。高校生たちの青春群像劇に、CGによるガンプラバトルを実写合成した作品。

『ガンダムビルドリアル』配信告知

「ガンダムビルドリアル」は、2020年のガンプラ40周年記念プロジェクト「GUNPLA LINK PROJECT」の一環で、ガンプラ40周年を記念する映像として本広克行総監督のもと、サンライズが制作した。

(C)創通・サンライズ
(C)創通・サンライズ
(C)創通・サンライズ

劇中には、現在発売中のガンプラをカスタマイズしたものが多く登場。そのため、実際の商品を塗装して組み立てることで、すぐにでもリアルな再現が可能という。

さらに、その再現方法・製作方法もWebページで公開。劇中に登場するガンプラの発売も予定されており、今後、公式サイトなどで随時発表される。

『ナナハチ』(BASED GUNPLA:RG 1/144 RX-78-2 ガンダム)。チーム『ブライト』が使用するガンプラ。“RX-78-2 ガンダム”の通称。ヒロたちが小学生時代におこづかいを出し合って購入。試合の度に修理や改良を重ねてきた愛機
(C)創通・サンライズ
『シャアザク』(BASED GUNPLA:RG 1/144 MS-06S シャア専用ザクII)。強豪チーム『モンストル』が使用するガンプラ。『機動戦士ガンダム』を代表するライバルシャア専用のザク(機体)。量産型ザクの3倍の速度という設定を再現したライバル白星の愛機
(C)創通・サンライズ

ガンダムビルドリアルとは

ロボットアニメの金字塔「機動戦士ガンダム」のプラモデル――“ガンプラ”が1980年代に一大ムーブメントを巻き起こしてから早幾年。

eスポーツ全盛の中で、その人気を牽引しているのが『ガンプラバトル』である。自分たちのガンプラをスキャニングし、特殊ドローンにより実物大で投影されたガンダムを操作して戦う。

スキャンした際『攻撃力』『防御力』『必殺技』『スピード』がAR(拡張現実)で表示され、その能力が反映。そのため、操縦技術だけでなくガンプラの制作技術(組立・塗装・武器の改造など)が勝敗を左右する。

主人公のヒロは、小学生時代に仲間とチーム「ブライト」を結成。みんなでおこづかいを出し合い購入した一体のガンプラ(ナナハチ)をグレードアップさせ、地区大会優勝を目指していた。

しかし大会前日、カバンに入っていたはずのガンプラを紛失。動揺したヒロはメンバーの一人を犯人扱いし、喧嘩に発展してしまう。チーム「ブライト」は大会に出場しないまま、解散してしまうが……

それから四年。彼らが高校1年生になったある日、メンバーの一人からの伝言により再会を果たす。パイロットのヒロ、ビルド(機体担当)のタクミ、プログラマの健太郎、指揮官の中丸、アルマ(武器担当)の颯太。高校生になった彼らは、再び全国大会を目指すことになる。

思春期の「ブライト」メンバーは再会を果たすも、意見の食い違いから様々な危機に。仲間との別れ、ライバルチームとの確執。ガンプラバトルを通じて、夢と友情を胸に秘め、少しずつ成長していく高校生たちによる青春群像劇。