ニュース

アイリスオーヤマ、マクセルブランドのプロジェクター販売権を取得

マクセルのビジネス向けプロジェクター「MP-WU8101BJ」(写真左)、「MP-WU8101WJ」(右)

アイリスオーヤマは、マクセルから日本国内におけるプロジェクター販売事業に係る販売権を取得。オフィスや文教向けのビジネスモデルを、4月1日より販売開始する。

マクセルは、2013年7月、日立コンシューマエレクトロニクスから日立ブランドのプロジェクター事業を承継し、プロジェクターの開発・生産を行ない、2019年からはマクセルブランドのプロジェクターを世界で販売してきた。

今回販売するプロジェクターは、独自の映像技術「HDCR」を搭載し、明るさを向上させることで、明るい場所でもコントラストが際立つ映像を鮮明に投写。一部モデルでは青色レーザーを光源に使用し、約20,000時間の長寿命を実現し、環境に配慮。また、5年間の無償修理サービスを付帯し、長期にわたり使用できるという。

アイリスオーヤマは、法人向けビジネスとして2010年にLED照明事業に本格参入。東日本大震災後は電力不足による節電需要に対応すべく、LED照明の増産を行なうなどのビジネス事業を展開、拡大してきた。現在は全国60箇所に営業拠点を拡充し、各地域の民間企業、官公庁や自治体、教育施設等の業態へも幅広く展開し、AI・IoTを活用した業務効率化ソリューション事業やロボットを活用した省人化ソリューション事業、床材や建装資材、オフィス家具等の内装関連事業などを手掛ける。

今後は教育施設やオフィス、複合施設、ホテル等への提案を強化し、新型コロナウイルスにより変化するオンラインを中心としたICTやDX化、 新しい生活様式やビジネス様式をサポートするソリューションを強化していくとしている。