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マクセル、サイネージ向けの照明一体型壁掛プロジェクタ「イメージングライト」

マクセルは、壁に映像投写する超短焦点プロジェクターとLED照明を組み込んだ、壁掛け型のデジタルサイネージツール「イメージングライト」を4月より発売する。ホテルのロビーやギャラリー、イベントホールなどの業務用途を想定しており、価格はオープンプライス。

イメージングライト

独自の自由曲面レンズ・ミラー技術を活かしたDLP方式の超短焦点プロジェクター「MP-SW51MJ」と、壁掛けユニット「MB-01AJ」を組み合わせたデジタルサイネージツール。プロジェクターは0.45型でWXGA相当のDMDパネルとRGB-LED光源を搭載しており、イベントの案内やメニュー表示など約40型相当の映像を本体下側の壁に映せる。明るさは500ルーメン。

壁掛けユニットは半円形デザインを採用し、インテリアとして違和感なく空間に調和するという。筐体上部にはLEDライトを搭載し、白色・電球色など5段階の調色/調光機能を備える。

イメージングライトに内蔵している超短焦点プロジェクター「MP-SW51MJ」
イメージングライトの動作イメージ

オプションとして、投写画面を指でタッチ操作できる「インタラクティブユニット」(MB-01BJ)を用意。指で画面に触れた位置を検出する赤外線レーザー照射器とセンサーカメラの後付けユニットで、イメージングライトで映した映像を見ながら商品の詳細情報を検索したり、情報案内画面で外国語を選んで表示させるといった操作が行なえる。別途、Windows PCとタッチ操作対応のコンテンツが必要。

また、「カラーLEDモジュール」(MB-01CJ/別売)を取り付け、上部のLED照明を赤、緑、青など7色に光らせることも可能。

(左上から時計回りに)ホテルのロビー、カフェ、イベントホール、ギャラリーの利用イメージ

東京ビッグサイトで開催される「国際ホテル・レストランショー」(会期:2月19日〜22日)に出展し、実機によるデモを行なう。

協業しているアイ・オー・データ機器の発表会('18年)に「スマート照明ブラケット」として参考出展されていたもの