「エヴァンゲリオン展」アーカイブ映像無料公開。9月末まで

エヴァンゲリオン展 デジタルツアー公式サイトより

2013年から約8年間で、国内外あわせてのべ20カ所以上の地域で開催された「エヴァンゲリオン展」のアーカイブ映像が「エヴァンゲリオン展 デジタルツアー」公式サイトで公開された。最終会場となった北海道会場の展示室の様子を9月30日までの期間限定で楽しめる。視聴は無料だが、朝日ID(無料)の登録が必要。

映画「シン・エヴァンゲリオン劇場版」の公開と、「エヴァンゲリオン展VISUAL WORKS」東京会場の開催を記念して公開されたもの。映像のナレーターは渚カヲルを演じている声優・石田彰が担当した。

「エヴァンゲリオン展」は、エヴァンゲリオンの魅力を解き明かす初の本格的作品展として2013年8月の東京会場を皮切りに、日本各地やアメリカ・ヒューストンなどで開催。庵野秀明総監督やカラーが監修し、「新劇場版」シリーズ最新作を含む貴重な生原画や設定資料約300点が初公開され、画コンテなどをはじめとしたおよそ1,000点もの膨大な資料で、最先端の映像が生み出される過程が紐解かれた。

アーカイブ映像公開にあたり、「現地にて展覧会をお楽しみ頂いた方も、残念ながら来場の機会に恵まれなかった方も、エヴァンゲリオンの作品世界が生み出される舞台裏に迫った本展をいま一度お楽しみください」としている。

「シン・エヴァ」資料も公開される展示イベントも

また3月26日からは、「エヴァンゲリオン展」で紹介された原画に加え、シン・エヴァンゲリオン劇場版の制作資料も特別公開される展示イベント「エヴァンゲリオン展VISUAL WORKS」も開催される。

開催地は東京、鹿児島、静岡の3カ所。東京会場は3月26日から5月9日まで、ラオックス秋葉原本店で開催。鹿児島会場は7月9日から9月5日まで鹿児島県歴史・美術センター黎明館で、静岡会場は12月23日から'22年1月23日まで静岡市清水文化会館マリナートで開催される。

詳しいスケジュールや入場料などの詳細は、イベント公式ホームページで確認できる。