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エルメスデザイナーが手掛けた3,480円の完全ワイヤレス。OPPOから独立
2021年4月8日 11:00
中国・深センに拠点を構えるrealmeは4月8日、日本市場への参入を表明。完全ワイヤレスイヤフォンの「realme Buds Air Pro」と「realme Buds Q」、ネックバンド型イヤフォン「realme Buds Wireless Pro」などを順次発売する。完全ワイヤレスイヤフォン2機種は4月15日発売で、価格は13,800円と3,480円。ネックバンド型イヤフォンは5月以降発売で、価格は9,980円。
このうち、Buds Qはエルメスのデザインも手掛けたジョゼ・レヴィ氏がアートディレクターを務めたモデル。Buds Air ProとBuds Wireless Proは、アクティブノイズキャンセリング(ANC)を搭載する。カラーはBuds Air Pro、Buds Qがブラックとホワイトの2色。Buds Wireless Proはイエローのみ。
いずれもAmazonとひかりTVショッピング、楽天市場で販売予定。このうち楽天での発売時期は後日アナウンスされる。
realmeは、スマートフォンなどを展開するOPPOと同一グループ傘下のブランドで、OPPOから独立する形で2018年8月28日に誕生。日本を除く世界61の地域に参入し、スマートフォンをはじめ、スマートウォッチやスマートテレビ、スマートカメラなどIoT製品などを展開している。
エルメスのデザインを手掛けた経歴を持つレヴィ氏や、プロダクトデザインディレクターに深澤直人氏を起用するなど、デザインに力を注いでいるのも特徴。日本市場参入にあたっては、市場動向によりニーズが高まっていると判断したとしてIoT製品を先行投入する。今後スマートフォンを展開する可能性もあるという。
エルメスデザイナーが手掛けた「realme Buds Q」
アートディレクターのレヴィ氏が半年以上の年月をかけて制作したCobble(丸石)デザインが特徴の完全ワイヤレスイヤフォン。シンプルに仕上げたデザインで「つけているのを忘れるくらい耳にフィットする快適な装着感を実現」したという。
イヤフォン片側3.6g、ケースとあわせても35.4gという軽さも特徴。10mm径のダイナミック型ドライバーを採用し、最大20時間の連続再生ができる。Bluetooth 5.0に準拠。
タッチコントロールに対応し、上位モデルのBuds Air Proと同様、専用アプリ「realme Link」で操作をカスタマイズできる。IPX4の防水仕様も備えた。
ANC搭載「realme Buds Air Pro/Buds Wireless Pro」
業界トップクラスと謳う最大35dBのノイズキャンセリング機能を搭載。外音を取り込むトランスペアレントモードも備えた。Buds Air Proは10mm径、Buds Wireless Proは13.6mm径のダイナミック型ドライバーを搭載する。
どちらも低遅延でゲームや映画などを楽しめるゲームモードを搭載。連続再生時間はBuds Air Proが25時間、Buds Wireless Proが22時間。
Buds Air Proはタッチコントロールに対応しており、イヤフォンだけで楽曲の再生/停止といった操作が可能。専用アプリを使うことで、ジェスチャーを好みの操作に変更できる。
Buds Wireless Proは、イヤフォン本体に電源と連動するマグネットを内蔵。左右のイヤフォンを離すだけで自動で電源がオンになる。LDACにも対応した。
スマートウォッチ、モバイルバッテリーも
そのほかスマーウォッチ「realme watch S」や、容量20,000mAhのモバイルバッテリー「realme 20000mAh Pwoer Bank 2」なども投入する。スマーウォッチは4月15日発売で、価格は11,800円。モバイルバッテリーは5月以降発売で、4,980円。
realme watch Sは1.3インチのラウンドスクリーンを搭載しているのが特徴。心拍数測定機能や血中酸素レベル測定機能、16種類のスポーツモードも備えた。390mAhのバッテリーを搭載し、約2時間でフル充電でき、最大15日間使用できる。IP68の防水防塵仕様。本体カラーはブラックのみ。
realme 20000mAh Pwoer Bank 2は、3台までの同時充電が可能。USB PDによる急速充電にも対応した。本体カラーはブラックとイエローの2色