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JBL、“シリーズ最強サウンド”2ウェイBTスピーカー「CHARGE 5」

「JBL CHARGE 5」グレー

ハーマンインターナショナルは、JBLブランドのBluetoothスピーカーとして、本格的な2ウェイ構成とし、「シリーズ史上最強の高音質サウンドを実現した」という「CHARGE 5」を5月21日に発売する。価格はオープンプライスで、直販価格は16,280円。カラーは前モデルから引き続きブラック、レッド、ブルーを展開するほか、新たにシックなグレーとアウトドア向けのスクワッドを追加する。

アウトドア向けのスクワッド

上位モデルの本格的な2ウェイ構成を採用。52×70mm径のウーファー×1、20mm径ツイーター×1を内蔵するほか、左右にパッシブラジエーターも計2基搭載。ウーファーは感度を向上させた独自開発のもので、「ラウドネスが増幅し、よりダイナミックな低音を再現」したとする。新たに搭載したツイーターが、明瞭度の高い高音域を実現。デュアル・パッシブラジエーターにより、量感と奥行きのある豊かな低音の再生を実現した。

両端にパッシブラジエーターを搭載する

3月に発表した「XTREME 3」に近い本格的なスピーカー構成となり、「CHARGE」シリーズの中でも、「スケール感が大きく、厚みのあるJBLプロ・サウンドをお楽しみいただける」という。再生周波数帯域は60Hz~20kHz。定格出力は30W。外形寸法は223×94×96.5mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は960g。

前面に搭載したブランドロゴは、JBLポータブルBluetoothスピーカーの新しいデザイン・アイデンティティとなる「JBL ボールドデザイン」を採用。ロゴのエッジ部分にブランドカラーであるオレンジを配したメタル素材を用いることで、JBLブランドのカラーを主張しつつ、洗練された上質感を演出している。

7,500mAh/27Whの大容量バッテリーを搭載。最大約20時間のワイヤレス連続再生ができるほか、背面には電力供給専用USBポートを装備。スマートフォンやタブレットなどを複数回充電できるモバイルバッテリーとしても使える。iPhone 12の場合、約1.7回、Samsung Galaxy S20は約1.2回分の充電が可能。

スピーカー本体を充電するためのUSB-Cの充電端子は防水対応。接続部分のフタは無く、直接の差し込みができる。

左から、スピーカー充電用端子、電力供給専用USBポート。スピーカー充電用端子のUSB-Cは防水対応

防水性能に加え、新たに防塵にも対応したIP67を採用。突然の雨や落水が気になるアウトドアシーンや、家の中のお風呂・キッチンなどの水周りでの使用、ビーチやキャンプ場などでも使用できる。ボディが汚れても丸洗いが可能。

Bluetoothの対応プロファイルはA2DP 1.3/AVRCP 1.6。前モデル「CHARGE 4」に搭載されていた「JBL Connect+」が新技術を採用した「JBL PartyBoost」に進化。Connect+の使い勝手は維持しながら、より途切れにくいBluetooth接続を実現。スピーカー本体のPartyBoostボタンを押すだけで、アプリでの操作をせずに、同機能を搭載したスピーカー同士を100台以上接続して一斉に音楽再生できる。

ソーシャルモードにも対応し、スマートフォンやタブレットなどのデバイスを2台までBluetooth接続で同時にペアリングでき、交互に音楽再生が可能。接続した2台のデバイスのうち、最後に再生ボタンを押したデバイスの音楽が再生される。