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テレビの新しい省エネ基準が策定。'26年度までに約32%改善が目標

経済産業省は14日、テレビ向けの新しい省エネ基準を策定した。新しい基準エネルギー消費効率は、テレビ受信機全体で109.8kWh/年(年間消費電力量)としており、これは2018年のエネルギー消費効率実績の162.5kWh/年から約32%の改善を見込んでいる。対象範囲は液晶テレビと有機ELテレビで、目標年度は2026年度。

省エネ基準は、製造事業者などが目標年度に満たすべき省エネ基準を設定することで、省エネルギーの取組を推進するもの。液晶テレビ・有機ELテレビ向けに、4つの区分と省エネ基準が策定されている。具体的な目標基準値は以下の通り。

  • 区分名:a「液晶2K未満」0.00407A+30.08(kWh/年)
  • 区分名:b「液晶2K以上4K未満」0.00605A+56.13(kWh/年)
  • 区分名:c「液晶4K以上」0.00728A+62.99(kWh/年)
  • 区分名:d 「有機EL」0.02136A-16.40(kWh/年/※A<4,258の場合、75.0)
    ※A:画面面積(平方センチメートル)