ベルリン・フィルの映像配信が世界初ハイレゾ化。FLACで最大96/24

ベルリン・フィルの映像配信サービス「デジタル・コンサートホール」は、6月1日よりハイレゾ音声を導入。サービス利用者は、追加料金不要で、最大4K解像度の映像をロスレス音声で楽しめるようになる。映像配信サービスで、オンデマンドでのロスレス音声導入は、世界初。

ハイレゾ音声の導入は、デジタル・コンサートホールのストリーミング・パートナーを務めるインターネットイニシアティブ(IIJ)のサポートと技術コンサルタントにより実現したもの。

技術的には、従来オーディオ・ダウンロード等で使用してきたFLAC音声を利用しており、最大96kHz/24bitの高音質データを実現。これにより、音楽ファンの利用者は、ベルリン・フィルの演奏を、さらにリアルで高品位な音質で体験できるようになるという。

デジタル・コンサートホールの会員は、追加料金なしで利用可能。現段階ではVOD再生でのサービスに限られるが、将来的にはライブ中継のハイレゾ音声化も予定している。

ハイレゾ音声は、まずモバイル端末用アプリで導入。その後順次、テレビアプリ、デジタル・コンサートホール公式ウェブサイトで利用可能となる。

導入を記念し、誰でも7日間無料で体験できるキャンペーンを実施。キャンペーンサイトにアクセスして、モバイル端末用アプリをダウンロードすると自動的に適用される。キャンペーンは1人1度限り。

なお、すでにデジタル・コンサートホールのモバイルアプリ、Apple TVアプリを利用しているユーザは、チケット・ページより無料クーポンコード「HR7DCH21」を入力すると利用可能。