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JVC、縦動画が配信できる業務用4Kカメラ
2021年6月29日 16:30
JVCケンウッドは、JVCブランドの業務用4Kカメラ「GY-HM280」「GY-HM280BB」「GY-HM185」の計3モデルを7月上旬より順次発売する。価格はいずれもオープンプライス。
スポーツ中継やイベントなどの撮影、Webニュース取材やSNSでのライブ配信など、幅広い用途に応えるラインナップとして提案されるモデル。いずれも1,240万画素の1/2.3型裏面照射CMOSセンサーを搭載する。約276万画素、3.45型のLCDモニターも備える。手ブレ補正は光学式、対応メディアはSDHC/SDXCカードで2スロット式。ショットガンマイクは別売り。
3モデルのうち、GY-HM280とGY-HM280BBは、SNSとの連携が強化され、縦向きの9:1や、スクエア型の1:1など、スマートフォンでの視聴を考慮したアクスペクト比で動画配信ができる。Facebook Live、YouTube Liveへ簡単に接続できる機能も搭載した。
これらスマホ向けのアスペクト比で配信する場合も、カメラ本体のSDカードには16:9の全画面動画を同時記録することができる。
HD撮影時は50Mbps、4:2:2、4K撮影時は150Mbps、4:2:2の撮影に対応。GY-HM280BBのみの機能として、野球やサッカー、バスケットボールなどのゲームスコアを簡単に重層できる「スコアボード機能」、複数カメラでスポーツを撮影する際にカメラ親機1台に子機3台までを登録し、スコアを同期するマルチカメラスコア入力(スコア同期機能)にも対応した。
GY-HM185はライブストリーミング用のアスペクト比やネットワーク機能が省かれたエントリーモデル。4K撮影時は150Mbps、4:2:0で記録できる。
外形寸法は3モデルともハンドルユニット、フードを含めて149×307×191mm(幅×奥行き×高さ)、重さはGY-HM280とGY-HM280BBが付属バッテリー「SSL-JVC50」装着時で約1.6kg。GY-HM185は付属バッテリー「BN-VC826」装着時で約1.5kg。