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バッファロー製nasneにHDD故障予測機能追加。有料でデータ復旧
2021年7月14日 12:50
バッファローは、ネットワークレコーダー&メディアストレージ「nasne」のシステムソフトウェアをアップデート。データ故障予測機能「みまもり合図 for nasne」、「nasne向け録画番組引越しサービス」、「バッファロー正規データ復旧サービス」の3つのサービスに、14日から対応する。
「みまもり合図 for nasne」は、無料で利用できる故障予測機能。劣化状態から故障予測を通知することで、故障前に大切な録画番組をユーザーが自身で保護するなどの対処が可能になるという。
ハードディスクの自己診断機能「S.M.A.R.T.」情報で健康状態を把握することで、異常を事前に検知し、内蔵HDDの劣化状況を通知。劣化や障害が検知されると、nasne前面のみまもり合図ランプが点灯してユーザーに知らせる。
また、PS4に接続したnasneのwebUI画面や、PC上からも確認が可能。「A,B,C,D,F」の5段階で確認できる。WebUIでは、内蔵HDD、外付けHDDともに判定結果を表示可能。障害通知については、メール通知でも確認できる。
「nasne向け録画番組引越しサービス」は、nasneが壊れる前に録画した番組データを新しいHDDにまるごと移行する有料のサービス。暗号化やコピー制御信号の付与によってこれまでデータ移行が困難であった地上デジタル放送の録画コンテンツの移行が可能となる。
録りためた録画番組を失わずに、新しいHDDへ安全に移行可能。データ移行後は、設定変更など必要なく元の配線につなぎ直して利用できる。移行したデータは、バッファローが用意したHDDに保存し、元のケースに組み直してユーザーへと戻す。
「バッファロー正規データ復旧サービス」は、有料のデータ復旧サービス。nasneのデータが読みこめない場合や、起動しない場合などに、データの復旧が可能とななる。nasne本体だけでなく、nasneに接続した外付けHDDのデータにも対応する。復旧したデータは、新品の商品にデータを入れて戻す。なお、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)製nasneと、SIE製nasneで使用した外付けHDDはサービス対象外。