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FiiO、音楽再生アプリのアップデートでVUメーター機能など追加

エミライは、FiiO Electronicsの音楽再生アプリ「FiiO Music」のアップデートを実施。VUメーター機能やアルバムアート表示方法の追加などを行なった。Androidデバイス向け、FiiO製デジタルオーディオプレーヤー向けともに、アプリの最新バージョンは3.0.5。

アップデートにより、スペクトラムディスプレイモードで、アルバムアートをオリジナルサイズで表示するか、フルスクリーンで表示するかのオプション追加や、メディアコントロールバーのダークモード対応ほか、一部のトラックのアルバムアートが読み込めない、一部楽曲が正しく再生されないといった不具合の修正なども行なわれている。

また既知の不具合として、FiiO Musicを日本語で使用した場合で、再生画面でアルバムアートをタップしたときに、本来表示が切り替わってループすべきところ、歌詞表示のあと表示が切り替わらないことが確認されている。

具体的な更新内容は、次のとおり。

  • VUメーター機能を追加(デフォルトモードでカバーをクリックするとVUメーターに切り替わる)
  • スペクトラムディスプレイモードで、アルバムアートをオリジナルサイズで表示するか、フルスクリーンで表示するかのオプションを追加
  • DFFトラックのID3タグに対応
  • メディアコントロールバーをークテーマに対応
  • 一部のトラックのアルバムアートが読み込めないことがある不具合を修正
  • WiFi Song Transfer機能を使ってSDカードにトラックを転送する際に、新しいフォルダの作成に失敗することがある不具合を修正
  • 一部の楽曲が正しく再生されないことがある不具合を修正
  • ホーム画面のウィジェットを調整
  • FiiO Linkの安定性を向上
  • 一部のUSB DAC(iFiなど)とのUSBオーディオの互換性を向上
  • その他の軽微な不具合を修正

FiiO Musicは、Androidスマートフォン・タブレット用の「Android FiiO Music」と、FiiO製デジタルオーディオプレーヤー専用の「FiiO Music app」の2種類があり、オーディオプレーヤーには必ず「FiiO Music app」をインストールするよう呼びかけている。なお、FiiO M6/M7/M9ではSoCの処理能力に制限があるため、Android FiiO Musicを利用すると動作が重くなることがある。

また、FiiO MusicはFiiO X5III/X7/X7MKII専用で、M11/M11Pro/M15では利用できない。