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Blackmagic、新「Studio Camera」。小型軽量で移動も楽に

Blackmagic Studio Camera 4K Pro

Blackmagic Designは、ライブプロダクション用カメラの新モデル「Blackmagic Studio Camera」を発表した。価格は、「Blackmagic Studio Camera 4K Plus」が147,800円、「Blackmagic Studio Camera 4K Pro」が203,800円。

Studio Camera 4K PlusとStudio Camera 4K Proの違いとして、ProはPlusの全機能に加え、12G-SDI、プロ仕様のXLRオーディオ、高輝度HDR LCD、5ピンのトークバック、10GイーサネットIPリンクをサポート。プロ仕様のSDIまたはHDMIスイッチャーとの使用を想定したモデルとなっている。

どちらの機種も、カーボンファイバー強化ポリカーボネート製のボディに、7インチのビューファインダーを搭載。軽量なため、従来の大型のスタジオカメラと比較し、移動やセットアップが格段に簡単になったという。

デジタルフィルムカメラのダイナミックレンジやカラーサイエンスに対応。厳しい照明条件でもシネマライクなルックのイメージが得られるという。センサーはISO 25600まで対応。トークバック、タリー、カメラコントロール、内蔵カラーコレクター、USBディスクへのBlackmagic RAW収録など、高度な機能を搭載した。

ライブスイッチャーとの使用だけでなく、USBストレージにBlackmagic RAWで記録が可能。7インチの大型ビューファインダーで、トーク番組、テレビ制作、ニュース番組、スポーツ、教育、会議でのプレゼンテーション、結婚式などにも使用できるという。

ディスプレイにはサイドハンドルを備え、タッチスクリーンに対応。物理的なコントロールなどにより被写体を簡単に追え、長時間の撮影でも快適に使用できるとする。

明るさ、コントラスト、フォーカスピーキング用のノブも付いている。さらに、マウントプレートの三脚マウントが搭載されており、すばやいセットアップが可能。

4Kセンサーと、第5世代カラーサイエンスを組み合わせており、デジタルフィルムカメラと同じイメージングテクノロジーが得られるという。MFTレンズマウントを搭載し、幅広い低価格な写真用レンズが使用可能。

カラーコレクターはスイッチャーからコントロールすることも可能。13ストップのダイナミックレンジで、暗い黒から明るい白まで収録。センサーは4,096×2,160解像度に対応し、フレームレートは全モデルで23.98~60fpsまでサポートする。