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Blackmagic、12Kセンサー搭載シネマカメラを約75万円に値下げ

Blackmagic Designは、12K60fps/8K120fps撮影が可能なシネマカメラ「Blackmagic URSA Mini Pro 12K」の価格改定を発表。昨年7月発表時の113.8万円から、749,980円に値下げする。「製造の効率化と12Kセンサーの供給の向上により実現した」という。

Blackmagic URSA Mini Pro 12Kは、12K/12,288×6,480ドット・80メガピクセルの解像度を持つ自社開発スーパー35mmセンサーを搭載した、同社シネマカメラシリーズのハイエンドモデル。12Kでは60fps、8Kでは120fps、4Kスーパー16では240fpsまでの撮影が可能。また交換可能なPLマウント、内蔵NDフィルター、デュアルCFastおよびUHS-II SDカードレコーダー、SuperSpeed USB-C拡張ポートなど、豊富な機能と拡張性の高さも特長とする。

Blackmagic URSA Mini Pro 12K

シネマカメラの値下げと合わせ、同社編集ソフト「DaVinci Resolve」が最新バージョンの17.3にアップデートされた。

17.3では、M1チップ搭載のApple Macモデルにおいて、DaVinci Resolveの速度が最大3倍に高速化するという新しい処理エンジンをサポート。高速化により、4Kプロジェクトの再生、編集、グレーディングがスピードアップするだけでなく、Apple M1搭載ラップトップで8Kプロジェクトを扱うことも可能になった。また新しい処理エンジンはタイルベースレンダリングを採用しており、ラップトップでDaVinci Resolveを使用する際のバッテリー持続時間も最大30%延長しているという。

DaVinci Resolve 17.3は、Blackmagic Designウェブサイトよりダウンロードできる。

DaVinci Resolve