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業界初のセパレート型カメラ付きジンバル「Feiyu Pocket 2S」

Feiyu Pocket 2S

FeiyuTechは、カメラ付きジンバル(スタビライザー)の新モデルとして、業界初のセパレート構造を採用した「Feiyu Pocket 2S」と、高解像の「Feiyu Pocket 2」の2モデルをクラウドファンディングサイトMakuakeで販売開始した。一般販売価格は、Pocket 2Sが45,000円で、Pocket 2が43,500円。Makuakeでは、早割特典として15~25%オフとなる複数のリターンを用意している。

Feiyu Pocket 2

チルト/ロール/パンが可能な、3軸メカニカルジンバルを搭載した小型スタビライザーカメラ。130度の超広角レンズを備え、最大4K/60fpsの動画撮影が行なえる。

基本的な機能は2機種共通だが、Pocket 2Sのみ、カメラヘッドとモーターが分離できる構造を採用。付属のマグネットを利用してカメラ部をさまざまな場所に取り付けると、アクションカメラのように撮影できる。またカメラとモニターの両方に磁石がついており、金属製の柱などに設置すれば、通常とは異なるアングルで撮影を楽しむことができる。

Feiyu Pocket 2S

カメラ部はソニー製CMOSセンサーを採用。Pocket 2Sは1/2.5型サイズで有効画素数は851万、Pocket 2は1/2.3型サイズで有効画素1,200万。レンズ部分は130度超広角レンズで、明るさはF2.0。ズームは最大4倍。

4K/60fps、2.7K/60fps、2K/120fpsの撮影が可能で、最大120Mbpsまでの高ビットレート撮影に対応。LOG撮影のほか、タイムラプス、モーションラプス、ハイパーラプス、スローモーション撮影が行なえる。

顔を自動で追従するフェイストラッキングや、物体を追従するオブジェクトトラッキング機能を搭載。パノラマ撮影や、自動で人物の色彩を調整してくれるビューティーモードを備える。またPCと接続すれば、Webカメラとしても使用できる(解像度は1080p)。

本体には1.3型タッチディスプレイを搭載。バッテリー容量は875mAhで、Pocket 2Sは最大180分、Pocket 2は最大220分撮影可能。充電時間は72分。対応メディアはmicroSDで最大512GBまで対応。microSD挿入口は本体ハンドル部に備え、簡単に入れ替えられる。

Pocket 2本体底面には1/4インチネジを搭載しており、延長ロッドや三脚の装着が可能。またスマホアダプターや外付けマイクアダプター、防水ケースも用意している。Pocket 2Sも専用延長ロッドを用意するほか、スマホアダプターと併用することで、三脚を利用できる。

外形寸法/重量は、Pocket 2Sが170×42.6×30.5mm/179g、Pocket 2が124.6×40.6×29.8mm/127g。